更新日: 2016.04.12 19:07
ホンダGT「エンジンの出力不足、リヤのブレーキスタビリティ、グリップ不足」
NSX CONCEPT-GT
2016年のシーズン開幕戦は厳しい結果に
天候:曇り時々晴れ
コースコンディション:ドライ
気温:20℃(14時30分時点)
路面温度:26℃(14時30分時点)
シーズン開幕の2016 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」は岡山県美作市にある岡山国際サーキットで82周の決勝レースが開催されました。サーキットには1万人9000人のモータースポーツファンが詰めかけ、熱気に溢れた今シーズンの幕開けとなりました。
NSX CONCEPT-GT勢は、14番グリッドからスタートした#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴選手が26周目に10位へ浮上し、引き継いだ伊沢拓也選手が堅実な走りでチェッカーフラッグを受け、ポイントを獲得しました。
#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTは11位。#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは12位。#64 Epson NSX CONCEPT-GTは14位でした。
#8 ARTA NSX CONCEPT-GTはブレーキのトラブルにより23周でピットに戻りリタイアに終わりました。
第2戦は5月3日(火・祝)、4日(水・祝)に富士スピードウェイで開催されます。
選手/プロジェクトリーダーコメント
伊沢拓也選手
#100 チーム・クニミツ
予選日からエンジン交換の作業が発生し、順位も含めて厳しい週末になりました。決勝ではNSX CONCEPT-GT の17号車と接触するなど、自分自身も反省しなければいけない要素がありました。現時点では厳しい状況が続いていますが、諦めずにマシンのレベルアップを図り、ライバルに追いつけるように努力していきます。
松本雅彦
Honda GTプロジェクトリーダー
ハイブリッドシステムを非搭載としたNSX CONCEPT-GTの初戦となりましたが、厳しい結果となりました。他社に対してエンジンの出力が不足していることや、車体のブレーキング時のリアのスタビリティ、および全体的にタイヤのグリップ感が無いことが今回の敗因に繋がりました。次戦に向けて、今回のデータを解析し、早急に対応を図りたいと思います。
これからも応援をよろしくお願いいたします。