悔しさが溢れた第2戦富士。2台のニッサンZの来季のタイヤを大胆予想【坂東マサの『俺に書かせろ！』／第24回】

　TGR TEAM WedsSport BANDOHの代表として国内トップカテゴリーであるスーパーGT GT500クラスに参戦しつつ、青年実業家としてさまざまなチャレンジを続ける坂東正敬監督。そんなマサ監督が日々のレースや、実業家としての活動のなかで、面白いと思ったこと、取り組んでいることについて、自ら筆をとります！

　連載コラム第24回は、悔しさが残るスーパーGT第2戦富士の戦いの裏側、そしてGT500クラスへのタイヤ供給活動休止を発表したミシュランについてなど、今回もアクセル全開でお届けいたします。

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　押忍！　坂東マサです。

　スーパーGT第2戦富士が終わり、悔しさが残るなかでこのコラムを書いています。富士での戦いを振り返る前に、先日飛び込んできたミシュランのスーパーGT GT500クラスへのタイヤ供給活動休止という衝撃のニュースについて触れておこうと思います。

　僕は休止に至った流れや詳細はまったく知りません（ミシュランはフランスの会社ですし）。ですが、第2戦富士終了時点でランキングトップの23号車MOTUL AUTECH Zと、ランキング2位の3号車Niterra MOTUL Zという、ニスモがメンテナンスする2台のニッサンZが、来季ミシュランとは異なるメーカーのタイヤを装着するということは事実です。

　そこで注目を集めるのは『ニスモの2台がどこのメーカーのタイヤを履くか』です。僕はふたつの可能性を秘めていると考えています。ひとつめは……