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投稿日: 2017.06.29 17:46
更新日: 2017.06.29 18:12

「F1セーフティカー後のリスタートは極めて危険」。ドライバーが対策を望む


F1 | 「F1セーフティカー後のリスタートは極めて危険」。ドライバーが対策を望む

 メルセデスのルイス・ハミルトンは3回のリスタートすべてにおいて先頭を走り、集団をリードしていた。

 一度目のリスタートで、ハミルトンは左に曲がるターン16の立ち上がりで早めに加速し、最初のセーフティカーラインの前に危うくセーフティカーを抜いてしまうところだったと、チームから警告された。これはペナルティの対象となる。

 そのため、ハミルトンは2回目と3回目のリスタートでは加速するタイミングを遅らせ、ターン17から20までの全開セクションで急激に加速した。

「先頭を走るドライバーがターン16の前からリスタートして、ターン16からは全開でいくというように、規則で定めるべきだと思う。リーダーがターン16からレースをするというように決めるんだ」とサインツJr.は語った。ただしこの問題はまだドライバーズブリーフィングで議題になってはいないということだ。

「スローに走って、ブレーキングして、加速してということをずっと繰り返すようなことはやめなければ。あれほど長いストレートでプッシュしようとしているドライバーがいるところで、突然アップシフトしたりブレーキをかけたりなんてことはね」

「でも、もし僕が先頭を走っていたら、おそらく同じことをしていたと思う」
「トップを走っていたドライバーは全く悪くない」

「みな、最大のスリップストリームを与えないために同じことをやっただろうと思う」

「もう少し皆が注意深くなって事故を防ぐためにはルールを作るべきだ」

「ルールを作らずにこのままにしていたら、いろいろなことが起こってしまうだろう」  


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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