更新日: 2017.06.29 18:12
「F1セーフティカー後のリスタートは極めて危険」。ドライバーが対策を望む
メルセデスのルイス・ハミルトンは3回のリスタートすべてにおいて先頭を走り、集団をリードしていた。
一度目のリスタートで、ハミルトンは左に曲がるターン16の立ち上がりで早めに加速し、最初のセーフティカーラインの前に危うくセーフティカーを抜いてしまうところだったと、チームから警告された。これはペナルティの対象となる。
そのため、ハミルトンは2回目と3回目のリスタートでは加速するタイミングを遅らせ、ターン17から20までの全開セクションで急激に加速した。
「先頭を走るドライバーがターン16の前からリスタートして、ターン16からは全開でいくというように、規則で定めるべきだと思う。リーダーがターン16からレースをするというように決めるんだ」とサインツJr.は語った。ただしこの問題はまだドライバーズブリーフィングで議題になってはいないということだ。
「スローに走って、ブレーキングして、加速してということをずっと繰り返すようなことはやめなければ。あれほど長いストレートでプッシュしようとしているドライバーがいるところで、突然アップシフトしたりブレーキをかけたりなんてことはね」
「でも、もし僕が先頭を走っていたら、おそらく同じことをしていたと思う」
「トップを走っていたドライバーは全く悪くない」
「みな、最大のスリップストリームを与えないために同じことをやっただろうと思う」
「もう少し皆が注意深くなって事故を防ぐためにはルールを作るべきだ」
「ルールを作らずにこのままにしていたら、いろいろなことが起こってしまうだろう」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています