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投稿日: 2012.10.24 00:00
更新日: 2018.02.16 12:13

FCJ参戦中の陣川がインドMRFチャレンジに挑戦


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PRESS RELEASE

2012年10月24日

FCJで活躍中の陣川雄大選手(21歳)、
インドMRFチャレンジシリーズに日本人として初参戦決定!!

各位
 FCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)で活躍中の若手レーサー、陣川雄大選手が、インドで開催されるMRFチャレンジシリーズ2012/2013に日本人として初めて参戦することが決まりましたので、ここにお知らせします。

 MRFチャレンジシリーズは、アジアで開催されるFIA公認のシリーズで、F1世界選手権インドGPでのサポートレースを開幕戦とし、全4イベント10レースで開催されるインドF3選手権ともいえるシリーズです。メインスポンサーのMRFタイヤはインド最大のタイヤ会社で、シリーズ賞金として総額12万ドル(約960万円)を提供。このレベルでのレースでは破格の賞金ということもあって、アジアはもちろんヨーロッパ各国からF3、GP3、そしてF2経験者といった強者が集う、アジアで最も激しいレースが展開されることで有名なシリーズです。
マシンはルノーの4気筒210馬力のエンジンをダラーラ製シャシーに搭載し、パフォーマンス的にはF3レベルに仕上がっています。

 今回の参戦に関して、陣川雄大選手のレースマネジメントに関しては、マカオをベースにアジアで活躍するGold Wolf Racing Limited(代表 Shiu Heng I Kaori)が担当し、ドライバーズプロデュースは有限会社ランブラス(代表 町田英明)が担当します。

 インドを舞台に、日本を代表して戦う、陣川雄大選手の活躍にご期待ください。

陣川雄大選手のコメント
「自分自身にとって初の海外レースへの挑戦を前にして、緊張するとともに大きな期待と興奮を感じています。周囲の選手はウィリアムズF1をテストしたばかりのヨーロッパF2チャンピオンだったり、フォースインディアでF1テストをしたGP3優勝経験者だったり、本当に名だたる強者ばかりです。そんな中で自分がどれだけの力を発揮できるのか、自分自身のポテンシャルを信じて頑張ってきます。皆さん、応援してください!」

Gold Wolf Racing代表 Shiu Heng I Kaori氏のコメント
「長年、中国でのレース活動をしてきた我々にとってMRFチャレンジシリーズはインドという同じアジアでのレースであり、非常に魅力的なシリーズです。そこで若手育成に定評のある有限会社ランブラスから何名かのドライバーを推薦していただきました。
その中で、今年から4輪レースにステップアップしてきた陣川雄大選手に興味を持ち、急遽、日本に飛んで彼のマネジメントサイドと話し合い、わずか6日間という短期間で今回の契約がまとまったことは、驚きでしかありません。インド入国のためのVISA取得から始まり、JAF様のご理解を得たライセンスの昇格(国際C)、FCJをプロモートするJRP様の各種確認事項のチェックや、このシリーズをご紹介いただいた株式会社ル・マン様など、あらゆる方々に協力をしていただいた結果、今回の参戦が実現しました。厚く御礼申し上げるとともに、インドと日本のモータースポーツの相互交流に少しでも寄与できればと思い、このシリーズに参戦する陣川雄大選手をサポートしていきますので、ご声援よろしくお願い申し上げます」

●陣川雄大選手のプロフィール
1990年11月9日生まれ(21歳) 幼少の頃からプロ野球選手を目指していたが、高校受験を終えた時、サイパンでの家族旅行で体験したレンタルカートに魅了される。プロ野球選手との夢と、レーシングドライバーへの夢に悩んだ結果、レーサーの道を志し、東京モータースポーツカレッジへ入学。鈴鹿サーキットでのSRS-Fを受講し、2010年より本格的にレース活動を始める。2012年にFCJにデビューし、現在に至る。

●MRFチャレンジ2012/2013 開催スケジュール
2012年10月26~28日/ブッダ・インターナショナルサーキット(第1戦&2戦)
2012年11月30~12月2日/ブッダ・インターナショナルサーキット(第3戦&4戦)
2013年2月1~3日/マドラス・モーターレーシングトラック(第5戦&6戦&7戦)
2013年2月8~10日/マドラス・モーターレーシングトラック(第8戦&9戦&10戦)


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