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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.08.25 00:00
更新日: 2018.02.17 02:30

カルダレッリ「オファーをくれたトムスの皆に感謝」


アンドレア・カルダレッリ
チャンスを生かして3位表彰台の快挙!
秀でた才能を強烈にアピール!

 38月23日-24日に開催された2014全日本選手権 SUPER FORMULA第4戦「MOTEGI 2&4 RACE」(もてぎ大会)に、アンドレア・カルダレッリが名門チーム、PERTONAS TEAM TOM'Sより参戦した。
レギュラードライバー(アンドレ・ロッテラー)の欠場を受け、チームから急遽オファーがあったためで、アンドレアは母国イタリアよりツインリンクもてぎへ急行、現地でシート合わせを行うという慌しいスケジュールとなった。それでも前戦(第3戦富士)もスポット参戦ながら見事ポールポジションを獲得している若きイタリア人ドライバーは、再び順応性やポテンシャルの高さをアピールし、更にSUPER FORMULAでは自身初となるポディウムフィニッシュを果たした。

8月23日(土) 公式予選
 前日22日(金)、2回のフリー走行(15時15分~16時15分、17時10分~17時40分)が行われ、アンドレア・カルダレッリはPETRONAS TOM'S SF14の36号車の初ドライブ。マシンの特徴やドライビングの研究、そして担当の東條エンジニアとマシンのセットアップに余念がなかった。

 そして、公式プログラムに入った23日(土)。朝のフリー走行(8時30分~9時30分)をベストタイム1分33秒260を記録して9番手で終え、更にセッティングを煮詰めて午後の公式予選へと進んだ。

 やがて時刻は午後1時15分の1回目予選(Q1、13時15分~13時35分)を迎えた。

 アンドレア・カルダレッリは、PETRONASカラーのマシンを操り、そのQ1を果敢なアタックにより10番手(1分33秒447)でクリアし、上位12台によるQ2へ進出する。

 Q2(13時45分~14時00分)では、ストレート上にストップした車両があったことにから約6分間の赤旗中断となったが、アンドレアは落ち着いてタイムを更新し、1分33秒129をマーク。6番手となって上位8台で争われるQ3へと駒を進めた。

 そして、クライマックスのQ3(14時10分~14時17分)では更なるタイム更新をターゲットにしていたアンドレア・カルダレッリだったが、アタックラップでトラフィックにひっかかりタイムは1分33秒164。7番手に甘んじることとなった(予選後、車両規則違反となるマシンがあったため、PERTONAS TEAM TOM'S 36号車の予選結果は6位と記録された)。

アンドレア・カルダレッリ
「昨日よりマシンがどんどん良くなり、またマシンやタイヤにも慣れてきてQ3まで進むことができました。最後のQ3では、前にスローダウンしたマシンがあり、叶わず悔しいですが、ともかく気持ちを切り替え、明日の決勝に臨みますよ!」