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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.10.05 00:00
更新日: 2018.02.17 03:22

ポルシェカレラカップジャパン 第9戦 決勝


2014年10月05日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第9戦 決勝レース レポート

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第9戦 決勝レースを鈴鹿サーキット(三重県)にて、2014年10月5日(日)に開催いたしました。

天候:雨 路面:ウェット 気温:18℃ 路面温度:22℃

 ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の2014年シーズン最終戦となる第9戦が10月5日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)でF1日本グランプリのサポートレースとして行なわれた。大型の台風18号の接近により天候は安定せず、サーキットでは朝から断続的に雨が降り続いた。雨はPCCJのレース開始直前になっても降り止まず、全車がレインタイヤを装着してコースイン。前日に行われた公式予選の結果に従い、全17台のマシンがスターティンググリッドについた。

 ポールポジションは#78近藤翼。その右後方には予選2番手#14元嶋佑弥がつける。そして3番手#12小河諒、4番手#11山野直也とシリーズ同点首位のふたりがセカンドローに並んだ。このトップ4のうち#14元嶋以外の3名がタイトル獲得の権利を有している。予選5位は#19永井宏明、そして予選6位にはジェントルマンクラスの#9武井真司がつけた。スタート時刻となる12時15分になっても雨足は弱まらずコース上にはいく筋もの河が流れるほどの悪条件で、レースはセーフティカースタートとなった。全10周のうち、2周目のバックストレートで、隊列を先導するセーフティカーのシグナルが消灯。残り8周の戦いとなった。

 バックミラーで後続のマシンの動きを見ながら走行していた#78近藤は、セーフティカーが姿を消すと最終コーナーから抜群のスタートを決め1コーナーにトップで進入。やや離れて#14元嶋がそれに続き、#12小河、#11山野と上位陣は大きな混乱もなく最初の周回を無事クリアした。鈴鹿2連勝を狙う#14元嶋は、水しぶきでまったく前が見えない状況で果敢に#78近藤に挑みかかったが、#78近藤は冷静な走りで差をなかなか詰めさせない。やがてふたりの差は少しづつ離れていき、上位2台によるトップ争いはしばらくこう着状態が続いた。