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インフォメーションニュース

投稿日: 2015.01.19 00:00
更新日: 2018.02.17 05:25

モータースポーツの新技術を題材にした講演開催


 公共社団法人自動車技術会は、3月2日(火)に工学院大学アーバンテックホールで、『モータースポーツ技術と文化-モータースポーツの新技術と未来-』と題したシンポジウムを開催する。

 このシンポジウムは、自動車技術会のモータースポーツ部門委員会が企画するもの。例年3月上旬に開催されており、モータースポーツを通じた自動車テクノロジーに特化した講演が数多く行われる、モータースポーツ関係者も数多く訪れるシンポジウムだ。

 今回のシンポジウムでは、豊田中央研究所による『レース車両開発と流体可視化技術』などのテクノロジーに関連した講演が行われるほか、V8スーパーカーやパイクスピークなど海外で独自に開催されているレースやイベントへの参戦を通じた開発に関する講演、2015年にモトGP復帰を果たすスズキのプロトマシン開発に関する講演も予定されている。

 予定されている講演の中で興味深いのは、ウェザーニュースによる『モータースポーツにおける気象の戦略的な活用方法』と題したもの。レースでは、気象状況が結果を大きく左右するため、いかに気象データを活用するかが重要な要素のひとつとなっている。今回講演を行うウェザーニュースは、スーパーGTでニッサン系チームをサポートしており、どのような内容になるのか大いに注目だ。会場には、ゲリラ雷雨を捕捉するために開発された高頻度気象レーダー“WITHレーダー”の実物大模型も展示される予定となっている。

 講演以外にも、レーシングドライバーの井原慶子が進行を務めるパネルディスカッションや、スズキのモトGP参戦車両である“GSX-RR”、三菱自動車のパイクスピーク参戦車両“MiEV EvolutionⅡ1/5モデル”などの展示も予定されているので、興味のある方は参加を検討してみては。