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投稿日: 2014.10.21 00:00
更新日: 2018.02.23 15:57

ロペス、ファンジオ以来の世界王座挑戦に重圧


 いよいよ10月24日〜26日に、WTCC世界ツーリングカー選手権の日本ラウンドが鈴鹿サーキットを舞台に開催される。今季からフル参戦を開始したシトロエンも初めての日本戦に挑むが、このレースでホセ-マリア・ロペスにワールドチャンピオン決定の可能性がある。

 長年WRC世界ラリー選手権で王座に君臨したシトロエンは、レギュレーションが大幅に変わった今シーズンからWTCCにシトロエンC-エリーゼで参戦。4度のWTCC王者イバン・ミューラー、9度のWRC王者セバスチャン・ローブに加え、南米、アジアのマーケットを意識しホセ-マリア・ロペス、マ・キンファという4人をドライバーに据えた。

 そんなシトロエンは、ライバルのホンダ、そしてプライベーター勢が走らせるシボレーに対し圧倒的な成績でWTCC初年度を制圧。すでに上海でマニュファクチャラーチャンピオンを決め、“敵地”鈴鹿に挑む。そして、これまで384ポイントを稼ぎ出しミューラーに対し93ポイントの差をつけているロペスにとっては、自身初のワールドチャンピオン決定の可能性があるラウンドとなる。すでに王座の可能性があるのはロペスとチームメイトのミューラーのみで、鈴鹿では早ければレース1でロペスのタイトルが決する。

「最後まで集中を切らさないようにしないといけない」とプレッシャーがかかるロペスは語る。アルゼンチン人のレーシングドライバーにとって、ワールドチャンピオンはなんと1957年にF1王座を獲得したファン-マヌエル・ファンジオ以来となる。


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