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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.08.25 00:00
更新日: 2018.02.17 02:29

久保凛太郎、チームのホーム戦で2連続表彰台獲得


TOCHIGI Le Beausset Motorsports

F3
http://www.lebeausset-motorsports.com

ホームコースのもてぎで、2戦連続表彰台へ!
ともにファステストラップを記して速さをアピール

全日本F3選手権第10・11戦
8月23~24日
ツインリンクもてぎ
4.801km

予選
8月23日(土)
天候/晴れ コース状況/ドライ

 金曜日の専有走行の1回目に、いきなり波乱が。1時間半に及ぶセッションの大半を、エンジントラブルのため走れなくなってしまう。しかし、メカニックによる懸命な修復によって、2回目の開始直後に走行を再開。遅れを取り戻すべく、必死に周回を重ねていく。幸い、持ち込みのセットがコンディションと完璧にマッチしていたこともあり、すべてのメニューを試すまでにはいたらなかったものの、エアロの微調整だけでも好感触を得られ、このセッションではトップからコンマ1秒と遅れぬ、1分50秒916を記録する。

 しかし、ターゲットタイムは予選において上方修正される。というのも残暑の厳しかった金曜日よりも、土曜日は上空に雲もかかるようになり、温度が低下。特に路面温度は10度以上も下がっていた。もちろん狙っていったのはポールポジションと49秒台。しかし、1回目はことごとく不運に見舞われる。都合2回のタイムアタックは、最初が青旗に気づかぬ車両に行く手を阻まれ、最後にいたってはレコードラインをトレースしているにもかかわらず、S字で並走する車両があってブレーキを踏まざるを得ず、まともにアタックすることができなかった。結局、49秒419を記録するに留まり、3番手となったばかりか、前回のレースでの接触によるペナルティとして3グリッド降格が命じられていたため、第10戦の決勝レースには6番手から挑むことに。

 だが、気持ちをしっかり入れ替えて挑んだ予選2回目は、アタック1周目から49秒771に入れてトップに立ち、次の周には49秒242にまで短縮を果たしてみせる。1周のクールダウンを挟んで、もう一発だめ押しをはかろうとするも、49秒274でさらなる更新は許されなかった。とはいえ、トップは揺るがず、5回目のクラストップから第11戦の決勝レースに挑むこととなった。