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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.05.24 00:00
更新日: 2018.02.17 08:14

全日本F3第7戦岡山 決勝ドライバーコメント


●全日本F3選手権7戦 決勝上位ドライバーコメント
www.j-formula3.com

■優勝:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「昨日のレースを自分のミスで台無しにしてしまったので、今回は、まずはストールしないことを目標としていました。実際スタートはミスなく動き出すことができてポジションをキープでき、その後はペースも悪くなかったと思います。後ろのキャシディ選手のことも見てはいましたが、ペースは同じぐらいに感じていたので、自分がミスなく走ることを心がけていました。周回遅れに詰まってしまったときは少しひやりとしましたが、慌てることもなく最後まで走り切れました。第6戦のようなことがないように、次からも毎戦優勝目指して、ミスなく走れるよう頑張ります」

■2位:ニック・キャシディ
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F314/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「優勝することはできませんでしたが、チームメイトの山下選手とともに表彰台に上がれたことはハッピーに感じていますし、チームにとっても良い結果になったと思います。今日はタイヤの状況があまり良くなかったのか、なかなかオーバーテイクのチャンスが見つかりませんでした。前戦のもてぎはあまり満足できなかったのですが、今回はクルマの速さを取り戻してきたように思います。この調子で、次の富士ラウンドでもいい戦いができるのではないかと期待していますし、いい結果を出せる自信を持っています」

■3位:高星 明誠
(B-Max Racing team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「昨日同様にスタートでオルドネス選手に先に行かれてしまったのですが、今回はバックストレートで抜き返すことができました。2戦連続で表彰台には上がれましたが、やはりTOM'Sの2台と比べてペースが良くなく、レース中はいろいろと課題になることを考えながら走っていました。去年はこの岡山ラウンドまでは調子が悪く、富士からペースを取り戻すことができました。チーム的にも得意なサーキットになるので、次の富士でまた優勝争いに復帰できるよう頑張ります」

■4位:ルーカス・オルドネス
(B-Max Racing team with NDDP/Car.No22/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今日もいいスタートを切ることができ、ようやくスタンディングスタートの仕方をつかめてきたような気がします。しかし今回は昨日と違い、バックストレートで高星選手に抜き返されてしまいました。その後、僕の方がペースがいいように感じたのですが、F3でオーバーテイクすることのむずかしさを痛感したレースでした。次戦の富士大会はル・マン参戦のため欠席するので、僕の次のF3レースはまたこの岡山に戻ってくることになります。今日よりもいいレースができるように頑張ります」

■9位(N-1位):小河 諒 F3-Nクラス
(TOM'S/Car.No38/KeePer TOM'S F306/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日に続いて、常に攻め続ける姿勢でレースができました。今回は黄旗区間が2回も出てきましたが、そこでも冷静に対応できたと思いますし、それがなければもっとギャップを広げられたかもしれないと思います。実は今日は親父の命日でしたし、明後日は山路慎一さんの命日、そしてこのサーキットは舘信吾君がいる場所ですので、今週はみんなの後押しがあったと感じています。この週末は非常にいい流れで過ごすことができましたが、次の富士は少し離れていても長いストレートでオーバーテイクがしやすいサーキットなので、タイヤが冷えているときに、いかにアタックできるかを金曜日からしっかり意識して、今回同様の結果が出せるようにしたいです」

■10位(N-2位):三浦 愛 F3-Nクラス
(EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日のリタイヤは、私にとって、シーズンを戦っていく中でかなり大きなミスでした。それは、私自身が岡山の路面や新しいコンパウンドのタイヤに対応できず、クルマの状態をいい方向へ持って行けなかったのが原因だったと思います。そんな流れで今日を迎えたので、まずは完走を第一に走りました。昨日のミスもあるので、手探りの状態で攻めきれなかったというのが今日の感想です。小河選手とポイント的にも差が開いてしまったし、タイムもすごく差がありました。岡山は走行経験の少ないサーキットだったのですが、富士はレースも何度か出ている場所です。今日の反省をしっかりと活かし、少しでも小河選手に近づけるように頑張ります」

■11位(N-3位):DRAGON F3-Nクラス
(B-Max Racing team /Car.No30/ B-MAX Racing F308/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日はスタートで三浦選手に前に出られてしまったので、今日はなんとか前に出たいと集中していきました。実際上手くいってヘアピンまで抑えることができましたが、そこでイン側に入られないようにというのを強く意識した結果、インフィールドでオーバーランしてしまい、スピンしかけてコースに戻ったところで三浦選手の姿が見えず、交錯してしまいました。迷惑をかけたことをお詫びしたいと思います。前2台とのギャップと、僕の後ろとのギャップが似た感じで、このポジションが定位置のようになっているので、まずはなんとかここを脱出したいですね。クルマとしては岡山が合っていると思うのですが、ドライバーとしては、次の富士の方が得意だと思っているので、また次戦でも頑張ります」