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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.08.24 00:00
更新日: 2018.02.17 02:26

大祐「雨の降りはじめまであと数周足りなかった」


NAKAJIMA RACING

2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ

レースレポート

8月24日(日)天気:晴れのち曇り一時雨

◇今回も悔しい予選となったNAKAJIMA RACING だが、なんとかいいレースをして、1つでも前のポジションでチェッカーを受けたいところ。朝のフリー走行では大祐5番手、小暮14番手タイムをマークし、いよいよレースを迎える。

 その決勝レースは15時にスタートが切られた。しかしスタートがうまくいかず、順位を落として15番手となった小暮はなかなかペースが上がらず、厳しい走行を強いられる。10周を過ぎた頃からピットインするマシンが現れ出し、8番手を走行していた小暮は24周目にピットイン。しかし、そのピット作業で手間取ってしまい、大きく順位を落としてしまうこととなり、15番手に舞い戻ってしまう。

 一方の大祐はスタートしてしばらくは12番手を走行、まわりのマシンがピットインをし出した頃には7番手まで順位を上げる。その後、ピットインのタイミングを引き延ばす作戦をとり、一時は2番手を走行。ペースもよく、順調に周回を重ねていき、38周目にピットインを行う。作業が終わり、走り出そうとした際にエンジンがストップ。大きくタイムロスして、順位を落とし、16番手となるも、諦めない走りで粘り強く前を追いかけていく。大きくレースが動いたのは、40周目。突然、土砂降りの雨がコース上を襲い、レインタイヤを交換するために各チームのマシンが一斉にピットに入ることに。全車がコースに復帰した時点で、小暮は11番手、大祐は16番手。雨はおさまることはなく、45周目にセーフティーカーがコースに入り、セーフティーカー先導で周回を重ねていったが、天候は好転せず、そのままチェッカーとなった。波乱の終盤となったが、チームにとっては今季初の2台揃っての完走となった。