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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.29 00:00
更新日: 2018.02.17 11:52

大荒れ!? 恒例の『NISMO GP』はS Roadが制す


 11月29日に、富士スピードウェイで開催されたニッサン/ニスモのファン感謝イベント『NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015』では、昨年に続きデモレース『CRAFT SPORTS Presents NISMO GP』が開催されたが、荒れたレースの中でS Road MOLA GT-Rが優勝を飾った。

 このNISMO GPは、スーパーGT500クラスに参戦するニッサンGT-RニスモGT500、スーパーGT300クラスやスーパー耐久等に参戦するニッサンGT-RニスモGT3、スーパー耐久ST-3クラスに参戦するフェアレディZによって争われるデモレース。今季はGT500が4台、GT3が10台、Zが3台と17台が参加する予定だったが、スーパーGT最終戦もてぎでクラッシュしたB-MAX NDDP GT-Rや、S耐のスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが参加できなかった。

 1周のフォーメーションラップの後にローリングスタートが切られる予定だったこのレースだが、いきなりフォーメーションから波乱が。GT3勢の中で、47号車DIJON Racing GT-Rがストレートでクラッシュ。いきなり赤旗中断となってしまった。

 仕切り直してスタートしたレースでは、GT500勢が後続をいきなり突き放し、スピードをみせつける。その中でもチャンピオンのMOTUL AUTECH GT-Rがリードを広げるが、GT500勢に義務づけられるピット作業を終えてみると、MOTULはピット妨害(!?)もありカルソニックIMPUL GT-RとS Road MOLA GT-Rの首位争いとなった。