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投稿日: 2015.04.28 00:00
更新日: 2018.02.23 16:29

笹原右京、FR2.0開幕戦は不運な形で表彰台逃す


2015 EURO CUP フォーミュラ・ルノー2.0 第1大会レビュー
–笹原右京、追突に遭って目前の表彰台を逃す–

■大会概要開催地:スペイン(アラゴン:一周5.344km)
開催日:2015年4月24日(金)〜26日(日)

■アラゴン・レビュー
4月25日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース1予選 13番手/レース2予選 9番手
4月25日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース1決勝 11位
4月25日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース2決勝 18位
4月26日(天気:雨/路面:ウェット)レース3予選 7番手
4月26日(天気:雨/路面:ウェット)レース3決勝 リタイア

2015シーズンのEURO CUPフォーミュラ・ルノー2.0(EURO CUP FR2.0)開幕大会は、4月25〜26日にスペイン・アラゴンで29台の参加により実施されました。ARTジュニアチーム所属の笹原右京(ささはらうきょう/18歳)は、レース1決勝で11位、レース2決勝で18位、レース3決勝でリタイアとなりました。

4月25日に実施された50分間×2回の練習走行を経て、26日の朝の予選1回目(15分間)に笹原はグループBから出場。ベストタイムはグループ7番手でレース1決勝の13番グリッド、セカンドベストタイムはグループ5番手でレース1決勝の9番グリッドをそれぞれ確保しました。

25日昼に始まったレース1決勝(25分間+1周)、13番グリッドの笹原は得意のスタートで1台を抜き12番手へ浮上して1周目を終えました。さらに前方のライバルを次々に攻略し、一時は10番手を奪って入賞を目指しました。しかし、レースペースが思うように上がらず11位でチェッカードフラッグを受けるに留まりました。

25日夕刻に始まったレース2決勝(25分間+1周)、9番グリッドからスタートした笹原は再びスタートを決めて第1コーナーでは一時7番手へ浮上。しかし、その直後にライバルのクルマと接触して、フロントウィングに大きなダメージを負いました。また、1周目には笹原の背後で事故が発生して2周目にセーフティカー(SC)導入。この機会に笹原はピットストップ、フロントウイングを交換して再び戦列に戻りますが最後尾へ後退しました。その後、果敢に追い上げを図りましたが、18位でチェッカードフラッグを受けるに留まりました。

レース3決勝の予選は26日朝に雨が降り始める中で実施され、笹原はグループ4番手で7番グリッドを確保しました。昼に始まったレース3決勝(25分間+1周)、笹原は滑りやすい路面を味方にして1周目を4番手で終了しました。3周目には後方で発生した事故車両排除のためSC導入、表彰台圏内に浮上すべくリスタートに備えました。ところが、SC導入中にもかかわらず背後のライバルが笹原の車両に追突。左後輪付近に大きなダメージを負って走行不能となり、残念ながらリタイアに終わりました。

なお、笹原の次の大会は、5月30〜31日にベルギー・スパフランコルシャンで開催されるEURO CUPフォーミュラ・ルノーFR2.0の第2大会となります。引き続き笹原にぜひご注目いただき、末⻑いご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます。


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