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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.08.26 00:00
更新日: 2018.02.17 02:30

LENOVO TEAM IMPUL、SFもてぎでオリベイラ完勝


SUPER FORMULA Round4 TWINRING MOTEGI Race Report
2014.8.23~24
LENOVO TEAM IMPUL
No.19 Joao Paulo de Oliveira/No.20 Narain Karthikeyan

JP、完勝!

 いよいよSUPER FORMULAシリーズも中盤戦を迎えました。高い気温、かつ週末は雨も心配される中レースウィークを迎えました。オリベイラは前戦富士の悔しさを晴らすシーズン2勝目を、カーティケヤンは初優勝初表彰台を是が非でも目指すレース。日本随一のストップ&ゴーのサーキットでブレーキに厳しく、マシンセッティングも非常に重要となりました。また今回は2&4レースとしてMFJ全日本ロードレース選手権と併催されました。

8/23(土)公式予選
天候:曇り コース:ドライ 気温:32℃ 路面温度:38℃

 降雨も心配された予選日ですが、雨は落ちずに曇りでしたがドライコンディションで予選が行われました。ノックアウトQ1は13時15分より開始。セッション開始と同時に、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとナレイン・カーティケヤンともにコースへ飛び込んでいき、各セッティングを確認します。残り10分前にして一旦ピットに戻り、微調整を行いコースインのタイミングを見計らいました。残り6分少々で2台とも再びコースイン。タイムアタックを敢行し、オリベイラは1.32.984で4位、カーティケヤンは1.33.334でQ2進出を果たしました。

 Q2も2台とも果敢にタイムアタックを行っていきます。まずはオリベイラが1.32.792のタイムを出しトップへ。オリベイラに続いてカーティケヤンも各セクター好タイムを刻んでいきますが、なんと最終コーナーで挙動を乱してスピン。ホームストレートの真ん中でストップしてしまい万事休します。ここで赤旗が提示され、カーティケヤンはアタック終了となり、14位という予選結果となってしまいました。マシン回収を終え残り3分でセッション再開。残るオリベイラがQ2トップ通過を目指しアタックに挑むものの及ばず2位となり、Q3へ進出しました。

 最終Q3、セッション開始と同時に先陣を切りコースインしたオリベイラ。非常にスムーズなドライビングでアタックを行い、残り1分半で記録した1.32.321でコースレコードを更新して見事、今季2回目、通算9回目のポールポジションを獲得しました。ストップ&ゴーのオーバーテイクの難しいこのツインリンクもてぎで、PPを獲得したことで一気に優勝を手中に手繰り寄せる好結果となりました。なお、予選失格の車両が出たことでカーティケヤンは12位から決勝レースに挑むこととなりました。