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投稿日: 2024.06.19 12:30
更新日: 2024.06.19 15:21

ポルシェカレラカップジャパン2024 第4戦&第5戦(岡山)プレビュー


国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン2024 第4戦&第5戦(岡山)プレビュー

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2024シリーズ第4〜5戦を、岡⼭国際サーキット(岡⼭県)で 2024年6⽉29⽇(⼟)、30⽇(⽇)に開催いたします。

 4月5〜7日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのサポートレースで、今シーズンの幕を開けたPCCJ。2001年から開催されているPCCJは、今年で開催24年目を迎えて国内におけるワンメイクレースとしてもっとも長い歴史を誇っている。

 導入3年目となる『911 GT3カップ(タイプ992)』のワンメイクレース専用車で競われ、今シーズンは6大会11戦が開催される。今回の第4〜5戦は3大会目とシーズン中盤戦になるが、第2〜3戦は5月2〜4日に開催されているため約2カ月振りの大会となる。

 今回の舞台は、全⻑3.703㎞でふたつのストレートと13のコーナーにより構成されている岡⼭国際サーキット。コース幅が⽐較的に狭くタイトコーナーが多いため、オーバーテイクのチャンスは限られてくる。それだけに予選結果が重要となるため、土曜日の予選タイムアタックから激しい戦いが予想される。

 また近年の岡山大会は、スーパーGTとの併催であったが、今回はOKAYAMAチャレンジカップでの開催となるため路面のラバーグリップがかなり違ってくるはずだ。そして開催日程も、4月上旬から6月下旬へと変更となり、気温や路面温度がどのように走りに影響してくるのかも注目される。

『プロクラス(Pro)』(ホワイトゼッケン)は、PCCJで優勝経験のある#7 山田遼、昨年スーパーGTのGT300クラスにフル参戦した経験を持つ#60 伊東黎明、昨年のポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)GT3-Iクラスでチャンピオンを獲得した#90 呉良亮、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 平安山良馬と、4人のドライバーがシリーズエントリー。

 第3戦までの結果を見ると、#60 伊東が3戦連続でポール・トゥ・ウインを飾っているが、2番手以下とのタイム差は着実に縮まってきている。ライバル達もPCCJの経験値がアップしてきたことで、#60 伊東包囲網ができつつある。それだけに、岡山では#7 山田、#90 呉、#91 平安山が#60 伊東に対し、どのような戦いを仕掛けてくるのかが注目される。

『プロアマクラス(ProAm)』(イエローゼッケン)は、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司、2023年の同クラス王者である#10 MOTOKI、ベテランの#77 浜崎大、2022年の同クラス王者である#98 IKARIがエントリー。第3戦までの結果を振り返ると、#9 武井が2勝、#10 MOTOKIが1勝となっているが、#77 浜崎と#98 IKARIの巻き返しが岡山で実現するのか。

 また、『アマクラス(Am)』(オレンジゼッケン)は昨年の同クラス王者で台湾から参戦する#88 Tタイガー・ウーが開幕戦から3連勝を飾っているが、2位以下の表彰台メンバーは毎戦異なっているため、参戦ドライバーの実力は拮抗しているといえる。ベテランから新人まで幅広いドライバーが多く参戦するアマクラスを、岡山で制するのは誰になるのか見逃せない。

 PCCJ第4〜5戦岡山⼤会のスケジュールは、6⽉28⽇(金)の10時40分〜11時10分、13時25分〜13時55分に専有⾛⾏、6⽉29⽇(土)10時25分〜10時55分まで30分間の予選が1回行われる。

 そして決勝レースは、第4戦が29⽇の15時スタート(17周もしくは30分間)、第5戦が30⽇(日)12時スタート(17周もしくは30分間)を予定している。なお、第4〜5戦の決勝レースはポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信を予定している。


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