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投稿日: 2024.10.14 20:20
更新日: 2024.10.14 20:27

フェルスタッペンとノリスの緊迫したタイトル争い/スペイン人ライターのF1コラム


F1 | フェルスタッペンとノリスの緊迫したタイトル争い/スペイン人ライターのF1コラム

 残り6レースとなったF1 2024年シーズン。アップデートが予定されているアメリカGPでレッドブルは果たしてマクラーレンに対抗できるだろうか。スペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアがタイトル争いについて語る。
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 私たちは今、なんと奇妙な状況に陥っているのだろう! 9月中旬、F1はシンガポールからオースティンまで、3週間レースが行われない奇妙な休みを迎える。実際カレンダーを見て、パドックの多くの人々がこの決定を批判している。結局のところ、8週の間に最後の6回のレースウイークが開催されることになる。それはちょっとやりすぎではないだろうか?しかし、2024年の終わりが非常に緊迫したものになることは明白だし、私はそれを楽しみにしている。

 もちろん、まず肝心なことは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)のタイトル争いだ。52ポイントの差がついているが、明らかにマクラーレンにはパフォーマンス上のアドバンテージがあり、現時点ではノリスが優位に立っている。しかしその差はまだ大きく、ノリスがシーズン終了までスプリントを含むすべてのレースで優勝し、ファステストラップを記録したとしても、フェルスタッペンが2位である限りは、タイトルを獲得することができない。言い換えれば、ノリスは完璧である必要があり、ライバルが完璧ではないことを望まなければならない。

 前述したように、こうしたすべての状況は、マクラーレンのパフォーマンスが急上昇したことによって促進された。マクラーレンは今シーズンを通して驚異的な進歩を遂げ、コンストラクターズ選手権を楽々とリードしている。実際、マクラーレンに対してレッドブルが抱えている差(−41ポイント)よりも、レッドブルに対してフェラーリが抱えている差(−34ポイント)の方が小さいのだ。それに加えて、セルジオ・ペレスがシーズンの大半でパフォーマンス不振に陥っているという事実もあり、レッドブルには希望がないように見える。

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