更新日: 2024.12.06 21:40
横浜ゴム 2024スーパーGT第5戦鈴鹿 大会直前情報
【スーパーGT第5戦/SUZUKA GT300km RACE GRAND FINAL】
大会直前情報
12月7~8日、鈴鹿サーキットにて開催されるスーパーGT第5戦『2024 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT300km RACE GRAND FINAL』の大会直前情報をお届けいたします。
以下、タイヤエンジニアのコメントとなります。
■白石貴之[横浜ゴム タイヤ製品開発本部 MST開発部 技術開発1グループリーダー]
「今シーズンのスーパーGTは第5戦が台風の影響で延期となり、久々に鈴鹿サーキットで最終戦を迎えることになりました。12月という異例の時期での開催となり、計測されるタイムもだいぶ速くなると予想されています」
「当然タイヤに対しての負荷も増えるので、特に耐久性というところを含めた構造に関して、新しいものに取り組んできています。また、鈴鹿と言えどこの時期の走行なのでウォームアップ性能は重要だと考えており、今までにないレベルでの低温域を想定し、なおかつしっかりと耐えられるゴムを採用しています」
「今大会の予選はGT500クラス、GT300クラスという順でセッションを行うことになっています。GT500クラスは、比較的温度の高い時間帯に走ることができる一方、いつもと違ってGT300クラスのラバーが乗っていない路面で走ることになり、予選の行方は全く予想ができません」
「ただ、今週末は土曜も日曜も晴れの天気予報になっており、久々にドライコンディションで公式練習を走行できそうです。新しいレギュレーションになった効果が初めて見られるのではないかと期待していますし、ゴムの面でも構造の面でも新しい取り組みをしてきているので、それをしっかりと確認してレースに臨めるという点でも非常にポジティブにとらえています。11月にSUGOで走る機会があり、そこの結果を踏まえつつ鈴鹿に向けてアジャストしたものを持ち込んでいるので、その効果確認という意味でも土曜日の走行から楽しみです」
「GT300クラスに関しては、チャンピオン候補としてこの最終戦に臨むチームがあります。GT300のタイヤも万全を期したものを投入しますので、いいパフォーマンスを見せていただけることを期待しています」
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