Shots!──いつか日本人ドライバーも鈴鹿で勝利を@熱田カメラマン 2017年F1振り返り前編
2017シーズンのF1が終わって、忘年会シーズンですけれども、みなさんお元気ですか?
ここらで、僕なりに今シーズンを振り返ってみることにします。
開幕戦、オーストラリア。
新しいシーズンイン、一番に気になるのはマクラーレン・ホンダの動向。
直前のテストでは、なにやら良くないニュースがありましたが……
フェルナンド・アロンソ選手は、レースで大クラッシュ。
そして、GP2では圧倒的なスピードを見せてチャンピオン、日本のスーパーフォーミュラでも大活躍で、やっとレギュラーシートを手に入れたストフェル・バンドーン選手は、一体どれくらいのパフォーマンスを見せてくれるのか、すごく興味がありました。
終わってみると、天才アロンソ選手のパフォーマンスにやらっれっぱなしなリザルトが残ってしまいます。
でも、度重なるトラブルがあったのは事実……にしても、GP2であんなにぶっちぎって、
速かったバンドーン選手でも、F1に来ると普通に見えてしまうという事実に、アロンソ選手のすごさを再確認したのです。
第2戦中国グランプリ。
7位入賞のカルロス・サインツJr.選手。
もうこの頃から、他のチームに移籍したいんだ~~~という報道がありました。
世話になった、レッドブルに頼りっぱなしでも、レッドブルに行けるという選択は事実上なしだし、だったら他のチームにと考えるのは当然。このまま、トロロッソには居たくないということです。
ドライバーなら誰でも、よりパフォーマンスの上のマシンに乗りたい。そう思うのは当然。
トロロッソというチームは、現状、そういうチームな訳です。
来年からのチーム名は、レッドブル・トロロッソ・ホンダ。
一番最初に、レッドブルが付いて、どこまでチーム力が上がるのか?
その辺りが、楽しみでもあり、心配でもあります。
この写真は、第2戦の中国。
実は、中国にいた頃から、僕の体調悪くて……
帰国して、病院に行って、即入院しました。
結果、1991年の日本グランプリから2017中国グランプリまで休みなく取材した連続記録が途絶えました。
連続したのは、多分444戦。
残念な気持ちもなくはないけれども、その時も、今も、まあ、そんなもんだという感じ。
病室から、リザルトくらいは気にしてました。
ということで、第3戦のバーレーングランプリはお休み。
良く、言われることだし、みなさんもそうでしょうけれど、病気になって寝ているしかない状態になった時、健康の有り難さを感じます。
僕もなんだかんだと、いい歳になっていますし、休むときはちゃんと休まないといけませんね……
第4戦ロシアグランプリ。
バルテリ・ボッタス選手の初優勝!
パルクフェルメでも表彰台でも、その初優勝という喜び爆発というのを期待していたんですが、さすがキミ・ライコネン選手と同じフィンランドの人、喜び方が控えめでした!
でも、ボッタス選手には頑張ってほしいので、この勝利をきっかけにして、どーんとルイス・ハミルトン選手に肉薄するのか!
と、思ったら、そのようなことはなくしばらく低迷することにもなっていきましたね。
ハミルトン選手の速さは、やっぱし、すごいんだなと……
来季からは、もう少し近づけるような気もしなくはないけど……そうではない気もする。
第5戦スペンイングランプリ。
自分のワンコをパドックにリードも無しで連れ歩く、ワールドチャンピオン。
ハミルトン様。
これを撮った少し前に、頭ナデナデしました、良い子でした。