ファンの悲痛な叫び。F1グリッドガール廃止にもの申したい、日本のモータースポーツに欠かせないレースクイーンの存在
地上派のワイドショーでも取りだたされるほど白熱している、F1のグリッドガール廃止のニュース。女性蔑視、女性差別や道徳規範に反するなど、世界的な波紋が広がっているなか、日本のモータースポーツ界でのグリッドガール、そしてレースクイーンの存在を危ぶむ声が聞こえている。
そこで、F1のグリッドガール廃止に異を唱える熱烈な国内ファンの声をお届けする。個人的な強い願望を述べている部分も含めて、寛容なお気持ちでご覧ください。
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「リバティ・メディアはいったい何を考えているのでしょうか! F1からグリッドガールがいなくなってしまうという。なに『性差別的で時代遅れ』」だ? あまりにもバカバカしい論調で、開いた口が2月1日からずっとふさがっておりません!」
鼻息荒くまくし立てるのは、国際カメラ小僧連盟(自称)の美脚好蔵(仮名)代表だ。同連盟は、レースクイーン文化の振興を目的とする非営利団体である。美脚(仮名)氏は、2月1日に発表された、F1のグリッドガール禁止の決定について、撤回を要請する予定だという。
レークスイーンという文化は、日本から生まれたと言われている。主要なレースの場で美しいスタイルと優しい微笑みを浮かべ、すべての男性の心を緩ませてきた。
また、『レースクイーン』という肩書きが将来のステップアップに強力なため、「ギャラなしでもいいから立ちたい」という女性が続出。スーパーGTでは一時はアンオフィシャルな『2軍』も存在し、あまりに増えすぎたため人数制限が設けられるほどであった。
レースクイーン出身の女優やタレントは数多く、古くは高島礼子、坂井泉水をはじめ、近年では菜々緒やおのののかといった顔ぶれが有名だ。
(編集注:現在では本人のプロフィールから削除されている場合があります)
スーパーGTでは毎年100名を超えるレースクイーンがサーキットに来ており、その数は当然、世界一である。
(編集注:個人の主観によるもので、実際の数を調査したものではありません)
このレースクイーンの姿を撮影し、彼女らを応援するのが、いわゆる『カメラ小僧』、通称『カメ小(コ)』と呼ばれる人たちである。