WTCCポルトガル:母国凱旋のモンテイロ、通算3度目のポール獲得
世界ツーリングカー選手権(WTCC)第7ラウンドは25日、ポルトガルのヴィラ・レアルのストリートサーキットで予選が行われ、ポルトガル出身のティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビックWTCC)がポールポジションを獲得した。
このポルトガルラウンドでホンダ勢はフリープラクティス1でトップ3を独占するなど好調ぶりを発揮。迎えた予選Q1ではシビックWTCCが3番手〜5番手タイムを記録すると、Q2ではロブ・ハフ(ホンダ・シビックWTCC)がトップタイムを記録したほか、3台のシビックWTCCがQ3へ進出した。
予選Q3にはホンダ勢のなかでもっとも遅いタイムで進出したモンテイロだが、Q3で行った唯一のアタックでトップにつけていたイバン・ミューラー(シトロエンC-エリーゼWTCC)のタイムを0.109秒上回ることに成功。その後はタイムを更新するドライバーは現れず、モンテイロが自身通算3度目となるポールポジションを手にした。
「正直、あまり自信はなかったんだ。シケインなどでミスをしていて、満足いくアタックではなかったからね」とモンテイロ。
「このコースはとてもチャレンジングで、ミスを犯しやすい。今日、僕は最速のドライバーではなかったけれど、アタックラップをまとめることができた。これがポールを獲得できた理由だよ」
予選3番手はノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)が獲得し、予選4番手にはハフが続いた。ランキング首位のホセ-マリア・ロペス(シトロエンC-エリーゼWTCC)は予選5番手につけている。
予選後に行われたMAC3では、ロペスとミューラー、トム・チルトンのトリオで挑んだシトロエンがホンダを下し、マニュファクチャラーポイントを獲得している。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています