更新日: 2018.02.15 14:31
【ポルシェジャパン】ニューポルシェ911ターボがフランクフルトモーターショーでデビュー
高性能なパワートレインの採用で、燃費性能とパフォーマンスが向上
ニューポルシェ911ターボがフランクフルトモーターショーでデビュー
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)は、9月15日から開幕するフランクフルトモーターショーのプレスデーにおいてワールドプレミアムとなるポルシェの新たなフラッグシップ、ポルシェ911ターボ カブリオレ、911ターボの受注を日本全国のポルシェ正規販売店において、8日22日(土)より開始いたします。
ニューポルシェ911ターボは、広範囲にわたる技術革新とさまざまなアップデート、そしてデザインの徹底的な見直しによって誕生した1台です。ハイパフォーマンススポーツカーに要求されるすべての機能が大幅に改善されているほか、燃費性能、パワーウエイトレシオ、最高速度、ドライビングダイナミクスにもさらなる向上が見られます。
特に燃費性能とダイナミックパフォーマンスの点において、このニューポルシェ911ターボは、かつてないほどにライバルをリードしています。
第7世代となったニュー911ターボは、最高出力500PS(368kW)を発生する新開発の3.8リッターエンジンを搭載しています。このエンジンは、35年におよぶ911ターボの歴史を通じて初めて全面的な改良を施されたもので、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)の採用に加えて、可変タービンジオメトリー(VTG)を特徴とするポルシェ独自のターボチャージャーをガソリンエンジンに搭載させている点が特徴です。なお、この新しい6気筒エンジンには、デュアルクラッチトランスミッションの7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を組み合わせることができます。
またPDK搭載モデルには、新たなオプションとしてこれまでのPDKステアリングホイールに加えてギアシフトパドル付きスリースポークステアリングホイールが設定されました。ステアリングホイールに付随するパドルは、右のパドルがシフトアップ、左のパドルがシフトダウンの操作となります。
オプションのスポーツクロノパッケージ・ターボは、ギアシフトパドルとPDKステアリングホイールの両方に対応し、ローンチコントロールとスポーツおよびスポーツプラスモード用のディスプレイが装着されます。2つのステアリングホイールによりディスプレスのデザインは異なります。
このように、最先端の技術を独自のスタイルと組み合わせたことにより、かつてないほどの優れた効率性とパフォーマンスが実現しています。例えば、このニュー911ターボはCO2排出量が先代モデルよりも約18%少なくなっているため、CO2排出量の点においてもセグメントをリードする存在となっています。またEU5基準に基づく走行距離100kmあたりの燃料消費量もわずか11.4~11.7リッターです。
さらに、同一セグメントに属するほとんどの競合モデルは、その燃料消費量の多さから米国国内においては特別な税金が課せられるのに対し、ニュー911ターボは課税基準となる燃料消費量レベルを大幅に下回っています。こうした環境性能を達成しているにもかかわらず、静止状態から時速100kmに達するまでのタイムは4秒以下で、時速200kmに到達するまでの時間も12秒を要しません。最高速度も310km/h以上をマークしています。
このニュー911ターボのドライバーは、ドライビングダイナミクスの大幅な向上に加え、PTMを採用したフルタイム4WDシステムとポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)の精緻な制御を堪能することができます。今回のニューモデルには、リアアクスルの駆動力を可変配分するポルシェ・トルク・ベクタリング(PTV)が新たなオプション装備として加わっています。PTVを装着することでニュー911ターボの走りをより確かなものにすることができます。このシステムは俊敏性を向上させるとともに精緻なステアリングを実現するため、ドライビングプレジャーをいちだんと高めることが可能になります。
ニューポルシェ911ターボにはクーペとカブリオレが用意されており、どちらも2009年11月のドイツを皮切りに、世界各地で順次販売開始となります。
ニュー911ターボ 車両本体価格
車種 トランスミッション ハンドル 車両本体価格(消費税込価格)
911ターボカブリオレ 7速 PDK 左/右 ¥22,300,000
911ターボ 7速 PDK 左/右 ¥20,510,000
911ターボ 6速マニュアル 左 ¥19,760,000