更新日: 2018.02.15 14:50
【日本ミシュランタイヤ】乗用車用スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE XI2」に新たに18サイズを追加発売
乗用車用スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE XI2」に
新たに18サイズを追加発売
日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は、昨年9月より発売されている乗用車用スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE XI2(ミシュラン エックスアイス エックスアイツー)」に、新たに18サイズ加え、2009年9月1日(火)より発売します。なお、価格は全てオープン価格です。
今回新たに発売するサイズは、245/45 R19から195/60 R14の18サイズで、既存サイズを加えると「MICHELIN X-ICE XI2」は合計61サイズになります。
「MICHELIN X-ICE XI2」は、日本にある研究開発センター、ミシュラン・リサーチ・アジアにおいて研究開発されました。冬の道路事情が世界で最も厳しい日本向けに開発されており、その高い評価を受けて北欧諸国、北米など日本国外の市場でも使用されています。
日本ミシュランタイヤ株式会社代表取締役社長のベルナール・デルマスは、「ミシュランのスタッドレタイヤは、J.D. パワー アジア・パシフィックが日本で行った2009年日本冬用タイヤ顧客満足度調査で6年連続第一位※となった実績があります。『MICHELIN X-ICE XI2』シリーズは、昨年9月に発売されて以来、お客様から高い評価をいただいておりますので、ぜひ一人でも多くのドライバーの方々に体感していただきたいです」と話しています。
X-ICE XI2の特長は次のとおりです。
1)新開発の「アドバンス・トレッドブロック」
「アドバンス・トレッドブロック」は、3つの技術から成り立っています。
MICRO PUMP (マイクロポンプ)
ブロックエッジに従来のサイプの代わりに配した複数の穴で、クロスZサイプを挟みこむようにレイアウトすることでブロック剛性の強化をサポート。剛性の高いブロックエッジが、アイス路面では水膜を除去し、エッジ効果や接地面効果を発揮。ドライ・ウェット路面でもグリップ力や操縦安定性が向上します。
CROSS Z SIPE (クロスZサイプ)
路面を掻くようなエッジ効果を発揮するヨコ方向のZサイプと、ブロック剛性をしっかり支えるタテ方向のZサイプを立体的に配置した「クロスZサイプ」。交差するサイプの相乗効果により、接地面積をワイドに確保することができます。これにより、ハンドリングが安定するとともに、アイス・スノー路面で強力なグリップを発揮します。
FLEX-ICE COMPOUND (フレックスアイス コンパウンド)
「アドバンス・トレッドブロック」のデザインにあわせて、低温での柔軟性と常温でのトレッド剛性を最大限に高めるチューニングを施したシリカベースの新コンパウンド。ふらつきのない安定したドライビングを引き出す確かな剛性と、力強いグリップに不可欠な柔軟性を巧みに両立させました。
2)\t接地面圧の均等化
X-ICE XI2では、タイヤの接地面積を大幅に拡大するとともに、路面から受ける圧力をトレッド全体に均一に分散することに成功。この大きな接地面と均等な接地面圧分布で優れたアイスパフォーマンスを発揮します。また、偏摩耗を抑制して、タイヤのロングライフにも貢献します。
3)\tタイヤ構造に、高速走行対応プロファイルを採用
X-ICE XI2では、安定した高速走行をサポートする「ジョイントレス・ナイロンキャップ」に加え、プロファイルも見直しました。X-ICEではスピードレンジ規定が「Q」(160 km/h)でしたが、X-ICE XI2では「T」(190km/h)へと性能をアップ。高速道路でもさらに安定感のある走りを実現したのです。
4)\tサイドウォールにダイヤモンドダストを採用
洗練された走りをお届けするミシュランは、視覚的な美しさもタイヤの重要な要素と考えます。X-ICE XI2のサイドウォールデザインには、輝きのあるドライビングを表現したダイヤモンドダストを採用しました。
5)\tGREEN X マーク
X-ICE XI2は、スタッドレスタイヤの運動性能だけでなく、転がり抵抗を低減することも考慮して開発されました。ミシュランでは、転がり抵抗に配慮したタイヤにGREEN Xマークを表示しています。
6)\tX-ICEテクノロジー
X-ICE XI2には、X-ICEでも使用されている「ステップグルーブ」「ラグショルダー・エッジ」「サポーティング・ノブ」などの技術も注ぎ込まれています。
7)\tアイスブレーキ性能が約15%向上
X-ICE XI2は、厳しいテスト走行を何度となく繰り返してつくられ、その結果、アイスブレーキ性能が約15%*1も進化しました。同時にアイストラクション性能は約15%*2、ウェットブレーキ性能も約5%*3の性能向上を達成しました。
*1
○アイスブレーキ性能: X-ICE XI2/9.3m 、X-ICE/10.9m ○試験条件: 士別寒冷地技術
研究会自動車試験場における実車制動距離測定(20-5km/h) 5回測定平均値
○試験日: 2008年1月30日 ○タイヤサイズ: 205/55 R16 ○空気圧: 220kPa
○氷温: -2.3℃ ○外気温: -2.5℃ ○試験車両: CIVIC1.8 ABS使用
*2
○アイストラクション性能: X-ICE XI2/5.4s、X-ICE/6.3s ○試験条件: 士別寒冷地技術
研究会自動車試験場における実車加速タイム測定(5-20km/h) 7回測定平均値
○試験日:2008年1月22日 ○タイヤサイズ: 205/55 R16 ○空気圧: 220kPa
○氷温: -3.4℃ ○外気温: -2.5℃ ○試験車両: CIVIC1.8 TCS使用
*3
○ウェットブレーキ性能: X-ICE XI2/19.9m、X-ICE/20.9m
○GKNテストコースにおける実車制動距離測定(60-10km/h) 10回測定平均値
○試験日: 2007年12月11日 ○タイヤサイズ: 205/55 R16 ○空気圧: 220kPa
○路面温度: 10.4℃ ○外気温: 11.3℃ ○試験車両: CIVC1.8 ABS使用
※試験詳細条件についてはタイヤ公正取引協議会に届け出ております。