更新日: 2018.02.15 14:59
【Studie GLAD Racing】SuperGT Rd.6 SUZUKA 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 レースレポート
初音ミク Studie GLAD BMW Z4 レースレポート
Rd.6 鈴鹿サーキット 公式練習走行 (August 22, 2009)
天候 : 晴れ 路面 : ドライ
前戦SUGO で採用した「New V8 4L エンジン」と「トランスアスクル搭載 シーケンシャルミッション」は、十分な戦闘力アップを感じながらトラクション不足から結果に残せなかった。そこで、SUGO 戦終了直後からリアサスペンションをセミトレーディングアーム形式からダブルウィッシュボーン形式へとコンバージョン。その成果が試される公式練習走行がスタートです。
まずは、章蔵 (田ヶ原選手) からコースイン。サスペンションのチェック・エンジンコンディションのチェックをするためにピットイン・アウトを数回繰り替えしながらの走行。無線からは「いやー全然違います! 安心して踏んでいけます」とのコメント。ここまでのベストラップ 2'14"727 9周したところで、今回の助っ人ドライバー 番琢 (番場選手) にドライバーチェンジ。
初ドライブとなる「ミクZ4」の感触を確かめながらの走行ですが、「ブレーキがちょっと深いかなぁ~」、「後半の高速コーナーが、ちょいアンダーです」など、セッティングの方向性のヒントとなるインフォメーションを随所で無線連絡してくれます。そして、ほぼクリアラップとなった19周目に、ベストラップとなる 2'10"220 をマーク!!!
21 周したところで残り時間も少ないことから、大慌てで ヤス (菊地選手) にドライバーチェンジ。デビューから1年、エースドライバーとして進化を共にしてきた「ミクZ4」に好感触を感じながら3 周ほど走行。少ない走行ではあったが、ベストラップ 2'13"584 を記録。結果、助っ人ドライバー番琢がマークした2'10"220 がベストタイムとなり、なんとなんとGT300 クラス11 位 につけた!!!
走行後、3名のドライバーからブレーキのバランスと踏みしろについての改善要望。しかし、全般的にはみんなニコニコして「メチャ速くなってる!!! こりゃー予選結構いけるよー!!!」を連呼。その一方で、チェッカー間際にコーナー立ち上がりでGT500のマシンが「ミクZ4」の直前でフルブレーキング、避けきれずに「ミクZ4」フロント部分が接触、そして大会事務局も審議となった。しかし、この件については、相手のドライバーが謝罪に来てくれたことで決着、あとは今回からカーボンコンポジットを得意としているメカニックが加入し懸命な修復作業をしてくれた。