更新日: 2018.02.23 10:48
【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR NATIONWIDE SERIES第26戦 カイル・ブッシュが2位フィニッシュ
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第26戦 Degree V12 300
開催日:9月5日
カイル・ブッシュが2位フィニッシュ
9月5日(日)にNASCARネイションワイド・シリーズの第26戦「Degree V12 300」がアトランタ・モーター・スピードウェイで開催された。
今大会は公式練習走行から決勝レースまで全てのスケジュールが一日で行われた。午前中の2度の練習走行を経て、午後2時40分から予選が開始。ケイシー・ケインが5番手、トレヴァー・バインが7番手、カイル・ブッシュが8番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝に駒を進めた。
午後7時20分に1.54マイルオーバルを195周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
8番手スタートのKy.ブッシュが序盤から一気にポジションを上げ、2番手スタートから首位を逃げるケヴィン・ハーヴィック(シボレー)を猛追。これに、ケイン、16番手スタートのブライアン・ヴィッカーズ、11番手スタートのジョーイ・ロガーノが続き、ハーヴィックを“トヨタ カムリ”勢が追う展開となった。
27周目にこの日最初のイエローコーションが出されると、素早いピット作業に助けられKy.ブッシュが首位を奪取。しかし、40周目のイエローコーションでは、再びハーヴィックが先行した。
その後、レースはイエローコーションが出ない展開となり、Ky.ブッシュとハーヴィックの2台が後続を大きく引き離し首位争いを展開。125周目にようやくこの日3度目のイエローコーションが出されると、ここでもピット作業でKy.ブッシュが前に出た。しかし、ロングランでの速さに勝るハーヴィックは、147周目にKy.ブッシュをパス。
終盤には、燃費作戦を採ったデイル・アーンハート・Jr.(シボレー)が首位に立ったが、残り2周でハーヴィックとKy.ブッシュがアーンハート・Jr.をパス。Ky.ブッシュは最後までハーヴィックを追ったが、僅か1秒及ばず、2位でチェッカーを受けた。首位と同一周回でのチェッカーはわずか5台というレースであった。
Ky.ブッシュはランキングを争うカール・エドワーズ(フォード)が7位に終わったため、ポイント差を221ポイントまで拡げることとなった。
次戦第27戦は9月11日(金)にリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の“トヨタ カムリ”は本当に好調だった。しかし、ケヴィン(・ハーヴィック)を捕らえることはできなかった。我々は15周から18周くらいまでは、彼を抑えることができたが、その後は何もできなかった。彼はロングランで非常に速かった。我々は最後、短いピットストップを試したが、その翌周に彼もピットへと向かったため、結果は変わらなかった。我々は何もミスを犯さなかった。後続とは1マイル以上も離れていた。ただ、33号車(ハーヴィック)は完璧だった」