クルマニュース

投稿日: 2010.01.07 00:00
更新日: 2018.02.15 17:19

【富士重工業】スバル インプレッサ「R205」を発売


■スバル インプレッサ「R205」を発売

 富士重工業のモータースポーツ専門会社であるスバルテクニカインターナショナル*は、スバルインプレッサに独自の仕様、装備を施したコンプリートカー「R205」を、本日より全国スバル特約店を通じて販売します。

「R205」は、これまでにSTIが企画した「S203」、「S204」と同様にインプレッサWRX STIシリーズをベースに運動性能を向上させました。今回はシリーズの中で最もスポーツ性の高いWRX STI spec Cで採用された仕様、装備を活かし、内外装の加飾を控え、走りに特化し性能を磨き上げたモデルとして「ロードスポーツ」を意味する「R」を車名に採り入れました。

 最も時間を費やして開発に取り組んだハンドリングでは、STI製ダンパー、スプリング、フレキシブルタワーバー、フレキシブルサポート・リヤなどを装着し、さらに新開発のフレキシブルドロースティフナー、専用開発のブリヂストン製ポテンザRE070タイヤを採用しました。これによってステアリングの応答性やサスペンションの路面追従性を高め、しなやかな乗り心地と信頼感のある乗り味を両立させ、STIが提唱する「強靭でしなやかな走り」に磨きをかけています。日常ユースの市街路やワインディングだけでなく、サーキットなどでのスポーツドライビング時でも、ドライバーの意のままにコントロールできる高い操縦安定性を実現しました。

「ロードスポーツ」として一般道における気持ちよい走りを実現するため、世界の一般道の特徴のすべてが集約されていると言われるドイツのニュルブルクリンクオールドコースで走り込みを重ね、セッティングを行いました。また、2009年のニュルブルクリンク24時間レースでは、参戦車両に一部機能を織り込みレーシングスピード域での性能検証を実施しました。