更新日: 2018.02.15 18:47
【BMW Group PressClub Japan】BMWゴルフ・カップ・インターナショナル2009:世界最大規模のアマチュア・ゴルフ・トーナメントの女性カテゴリーで日本の晨 麻衣(はやし まい)さんが優勝
BMWゴルフ・カップ・インターナショナル2009:
世界最大規模のアマチュア・ゴルフ・トーナメントの女性カテゴリーで日本の晨 麻衣(はやし まい)さんが優勝
南アフリカ・ファンコート発 サッカー・ワールドカップの開幕を約3ヶ月後に控えた南アフリカでは、「BMWゴルフ・カップ・インターナショナル」がワールド・ファイナルを迎えた。アマチュア・ゴルファーのために開催されるトーナメントとして世界最大規模のイベントとなるこの大会は、南アフリカ、ジョージのゴルフ・リゾート、ファンコート・カントリークラブで3月5日まで3日間のラウンドが行われた。女性カテゴリーは日本の晨 麻衣さん、男性カテゴリーAではマレーシアのAbdul Rani Bin Abdul Malekさん、男性カテゴリーBではオーストリアのHannes Dietlさんが優勝した。参加した30カ国の国別対抗戦ではマレーシア(Net 280 pt)が優勝、2位にポルトガル(同、275 pt)、3位にインド(同、271 pt)が続いた。日本は3位以下のベルギー、英国、メキシコに続き、第7位に入賞するという健闘を見せた。
ワールド・ファイナルは、メジャー大会で通算9勝を挙げたゲーリー・プレーヤーが設計した「Montagu(モンタギュー)」、「Outeniqua(オーテンクィア)」の両コースで行われた。ゲーリー・プレーヤー本人も、地元で開催されたこの大会を訪れ、自身の設計したコースでゴルフ・クリニックを実施。見事なホストぶりを示すとともに、74歳ながらもかつてと変わらぬすばらしいテクニックを披露した。「Black Knight(南アフリカの黒豹)」と呼ばれたゲーリー・プレーヤーは、わずか数本のショットを繰り出しただけで、自らが世界最高の選手であったことをファイナリストたちに納得させた。
BMWゴルフ・スポーツのマーケティング部門のマグナス・ヴィーゼは次のように述べた。「ゲーリー・プレーヤーのような伝説的な選手との体験は、こうしたイベントの締めくくりとしては最高のものです。出場した選手たちは独特の雰囲気の中でファイナルのプレーを体験すると同時に、アフリカの豊かな文化と美しいゴルフ・リゾートを楽しんだことでしょう。今回のワールド・ファイナルを戦った選手の全てに感謝したいと思います。選手たちの素晴らしいプレーとコース上でのスポーツマンにふさわしい姿勢がなければ、このファンコートでの大会はこれほど見事な体験にはならなかったと思います。」
世界34カ国から集まった99人のファイナリスト達は、3日間にわたってフェアウェイやグリーンだけでなく夏の暑さとも戦わなければならない状況の中、見事なプレーを見せた。ハンディキャップ12以上のプレーヤーによる男性カテゴリーBでは、今回のトーナメントの中でも最も劇的な幕切れとなった。全54ホールを終え、Net 111 ptのDietlさんがOlivier Schlimさん(ベルギー)をわずか1打差で降して優勝。Schlimさんに続く3位には、3打差でLuis Sandovalさん(メキシコ)が続いた。女性カテゴリー(ハンディキャップ28以下)では日本の晨 麻衣さんが終始リードを保ち、Net 114 ptで優勝。2位は同97 ptのLaetitia Blomさん(南アフリカ)、3位は同 95 ptのKwee Hua Limさん(マレーシア)となった。
男性カテゴリーA(ハンディキャップ12以下)では、Domingus Roque de Pinhoさん(ポルトガル)が2日目までリード。しかし最終日の3日目にスコアを崩し、Net 100 ptで2位に終わった。これにより同 108 ptで3日間を終えたマレーシアのAbdul Malekさんが8打差で優勝。同 96 ptのAnil Shivannaさん(UAE)が3位に入った。
「トーナメントを最後に首位で終えることのできるゴルファーはひとりだけだが、このワールド・ファイナルでは参加した選手のひとりひとりが勝者なのです。」ヴィーゼはこのように述べた。「さまざまな国や文化の中から集まった選手たちが忘れられないイベントを体験するとともに、大会後も続く新たな友情を手にして帰国します。これこそがどんなトロフィーよりも価値あるものなのです。」