更新日: 2018.02.15 20:10
【JS RACING】スーパー耐久シリーズ2010 第2戦 SUGOスーパー耐久400kmレース
スーパー耐久シリーズ2010 第2戦
SUGOスーパー耐久400kmレース
J'S RACINGレースレポート
ステラブル制動屋J'S RACING S2000
69号車
ドライバー
中西真史、赤星陽太郎、梅本淳一
2010年5月9日(予選/決勝)
会場:スポーツランドSUGO
天候:晴れ
レース距離:400km(108周)
クラス4
予選:6位 決勝4位
表彰台まであと一歩! 見事4位入賞を獲得!
開幕戦が行われて約1ヶ月。中西選手、赤星選手にとって今回のスポーツランドSUGOは初走行となりました。
土曜日に行われたプラクティスでコースを習熟。翌日の予選では前日のタイムを更新し、予選6番手というまずまずの結果になりました。しかし両ドライバー共、梅本選手にコンマ6秒及ばず、悔しさがにじみ出ていました。
今回からピットウォークにて、お子様限定のJ'S RACING LABSレーシングカーの運転席での撮影会を実施しました。ピットウォークに訪れた家族連れに大人気!他チームのレースクイーンに負けないほど人だかりができていました。
さて13時40分にスタートとなった400kmの決勝レース。今回のスタートドライバーは、赤星選手です。接近戦となったクラス4の戦いは、観客も固唾を呑むバトルの連続です。無事レースの3分の1を走りきり、梅本選手にドライバーチェンジ。ここでフルタンク給油となります。
梅本選手はマシンが重く難しい状況の中、安定したラップを重ねて中西選手につなぎます。
そして、ルーティーンのドライバー交代を迎えようとしていたその時、コース上でアクシデントがあり、セーフティーカーが入りました。
各チームのピットが大慌ての中、真っ先にドライバー交代、作業を終えてピットアウト。
セーフティーカーにより隊列が整えられ、残り1時間弱レース再開となりました。
ここから公式レースわずか2戦目となった中西選手の快進撃が始まります。レースの約3分の2が終盤戦、前を走るスプーンS2000との差を詰め、なんとファイナルラップで逆転に成功!表彰台まであと一歩となる4位フィニッシュとなりました!
戦って得た価値ある4位入賞!今後の両ドライバーの成長が楽しみです。次回第3戦は5月29・30日に鈴鹿サーキットで開催されます。J'S RACINGにとってはホームコースとなる鈴鹿。引き続き御声援の程、宜しくお願いします。
●梅本淳一選手
私は何度もSUGOを走っていますが、中西、赤星の2名のドライバーにとって、SUGOは始めて走るサーキットでした。しかし初めて走るからといってレースでは何のハンデをもらえるわけでも無く、プラクティス、予選では両名のタイムは伸び悩んでいました。しかも今年は2日開催で練習時間が少ない状況。予選前にドライバー達に檄を飛ばし、車載VTRやシミュレーションだけではなんともならないことが両名は思い知ったのではないかと思います。しかしながら決勝では中西、赤星、それぞれの役割を着実にこなしてくれた甲斐もあり、4位という前回に引き続いての入賞を果たしました。表彰台が見える位置まで来ましたので、J'S RACINGチームのテンションも上がってきています。 次戦はJ'S RACINGにとってホームとなる鈴鹿です。予選、決勝ともに上位で終えることができるように全力で頑張ります。ご声援をよろしくお願いします。
●中西真史選手
もてぎに引き続きSUGOも初めてのコースでしたが、マシンにも慣れてきたので落ち着いて走ることができました。前日のフリー走行ではなかなかタイムアップできず、車載映像とアドバイスを参考にして走り方を変え、予選では34秒858 を出すことができました。予選前に梅本代表に渇を入れてもらいましたが、なんとかクビにならずに済みました…。ただ、アタックラップでコースアウトしてしまったので、そこは反省しています。決勝では第3スティント担当となりました。交代の時、コース上でアクシデントがあり、セーフティカーの入る絶妙なタイミングでピットイン。落ち着いてドライバー交代することができました。セーフティカーラン後の再スタートでは、前車がピットインしてうまくスタートができませんでした。今後の課題の1つです。しばらくすると、周回遅れの60号車インテグラに追いつき、オーバーテイクを試みましたが、上位クラスのマシンが後ろから来るので思うように抜けません。そうこうしている内に、5秒以上離されてしまいました。上位クラスの上手な抜かせ方、肝心な時には抜かされないようにする技も課題となりました。その車にもう一度追いついて絶対抜いてやるという一心で集中して走っていると、残り3周というところで、95号車S2000に追いつきました。その時、ピットから「95号車を抜けば4位になるので、絶対パスしろ」との無線があり、ペースアップして95号車にプレッシャーを掛けます。何度もブロックされましたが、ファイナルラップでフェイントを仕掛けてオーバーテイクに成功。無線でピットに伝える余裕もなくそのままチェッカーを受けました。チームの皆さんのおかげで、非常に楽しいレースと4位という素晴らしい結果を残すことができました。次戦は表彰台を目指して頑張ります。
●ST-4クラスリザルト
順位 No 車名
1 18 コスモソニック21FKingsDC5
2 12 無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
3 41 TRACY SPORTS S2000
4 69 ステラブル制動屋J'S RACING S2000
5 95 特許リジットカラーS2000
6 602 DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
7 60 RCB with KRPウインマックス、テイン、ワコーズ
8 666 BOMEX with CarXs S2000
R 62 ホンダカーズ東京 G/M インテグラ