クルマニュース

投稿日: 2014.02.04 00:00
更新日: 2018.02.16 21:32

TRD『グリフォン』、筑波で58秒台をマーク


「86 TRD Griffon Concept 014」が筑波サーキットでの試験走行を実施
58秒407のベストラップを記録

 TRD(トヨタテクノクラフト株式会社)が企画・開発をした「86 TRD Griffon Concept 014(ハチロク ティーアールディー グリフォン コンセプト ゼロイチヨン)」は、2014年1月31日に筑波サーキットコース2000(茨城県)で走行試験を実施し、「58秒407」のベストラップを記録した。

「86 TRD Griffon Concept 014」はトヨタ86をベースにTRDによって製作された車両で、トヨタ86がもつポテンシャルを活かし、車体の軽量化、ボディー剛性の強化、吸排気および足回りのサーキット向け最適化などを施し、サーキットでの高速走行試験によるデータを今後の車両開発・商品開発にフィードバックすることが目的である。

 2012年12月のシェイクダウン時に記録した1分1秒872から、2013年3月の試験では1分0秒749までタイム短縮。今回の014車両ではさらなる軽量化や風洞試験による エアロデバイスの開発、FA20エンジンのNAメカチューンでの進化により、ラップタイム更新を達成した。

 TRDでは今回の走行試験をもってプロジェクトによるデータの採取を完了し、今後の車両開発や商品開発に 反映する活動に移行する予定。

 なお、「86 TRD Griffon Concept 014」は、2014年2月14日~16日にインテックス大阪(大阪市)にて開催される「大阪オートメッセ2014」において、TOYOTA/GAZOO Racingブースに展示される。

<車両仕様>
TRD 特設サイトをご参照下さい
http://www.trdparts.jp/86concept_2014/index.html

<走行リザルト>
ベストタイム:58″407
場所:筑波サーキット コース2000
日付:2014年1月31日(金)
天候:晴れ (路面状況:ドライ)


関連のニュース