投稿日: 2016.07.25 19:58
更新日: 2016.07.25 20:05
更新日: 2016.07.25 20:05
ローブ&プジョー初優勝の夢はペナルティで消えるも「レイドでの成長に手応え」
AUTOSPORTweb
昨年のダカールラリーに続き、自身2度目のラリーレイド挑戦となったセバスチャン・ローブ。7月8〜24日にモスクワからカズフスタンを経由し、北京を目指す10000km超えのレイドイベント『シルク・ウェイ・ラリー』に、プジョー2008DKRsで挑んだローブだったが、チームメイトのシリル・デプレを追い上げつつ、最終的にはまさかのペナルティで後退。それでも、クロスカントリーでの走りに大きな進歩を遂げたと考えている。
ラリー開始以来、快調なペースで首位のデプレを追っていたローブだったが、2週目の木曜日となる14日に、その差を9分から2分に縮めたところで、通過必須のウェイポイントを逃しているとの通告を受けた。
ローブは「チェックポイントからは40m以上離れていない」と確信していたが、競技委員会より4時間のペナルティ加算を宣告され、優勝戦線からの脱落を余儀なくされた。
これにより、5回のダカール二輪部門王者であるデプレが、2番手のX-RAIDミニ・オール4レーシングを駆るヤジド・アル-ラジに25分以上のリードを築き、四輪転向後初となるビッグイベントでの勝利を手にすることとなった。
結局、総合7位で2度目のクロスカントリー・ラリー挑戦を終えたローブだったが、このイベントの経験により、クラッシュで終えたデビュー戦ダカールから大幅な進化を遂げたと感じている。
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