ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.10.09 00:00
更新日: 2018.02.17 10:51

一貴「納得の一日。ロングランのペースもいい」


Toyota Motorsport
Press releases

TOYOTA GAZOO Racing、
今週末のホームレースへと公式練習を開始

2015年10月9日(金)

10月9日(金)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースが富士スピードウェイで幕を開けました。TOYOTA GAZOO Racingは2014年のマニュファクチャラーズ、ドライバーズ両タイトルを獲得し、チャンピオンの証として栄えあるカーナンバー#1をつけたTS040 HYBRIDでホームコースに戻って来ました。また、TOYOTA GAZOO Racingにとっては、富士6時間レースは2012年以降3年連続で勝利を挙げている重要なレースです。

今日行われた公式練習初日では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の操る#1号車は、2回のセッションとも5番手で終えました。彼らが記録した1分26秒242というタイムは、昨年記録したポールポジションのタイムより0秒23速いタイムでした。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車は2回の公式練習を共に6番手で終えています。2台のTS040 HYBRIDは合計168周を走破、全走行距離は766kmに及びました。

天気予報によると週末には雨が来るという予報でしたが、公式練習初日の今日は晴天に恵まれ、気温は21度と過ごしやすく、レースへ向けてのセットアップには完璧な1日となりました。富士スピードウェイはTOYOTA GAZOO Racingの6人のドライバーにとって、十分に親しみのあるコースですが、コンウェイがLMP1クラスのTS040 HYBRIDを操ったのは今年が初めてでした。彼は2013年のWECにおいてLMP2クラスで2位に入賞しています。彼は、今日のセッション最後の20分にTS040 HYBRIDを走らせました。

富士スピードウェイはWECシリーズの6時間レースの中では最長の1.475kmの直線を持つコースです。加えて高速コーナーから低速コーナーまでが組み合わされた非常にテクニカルなコースです。ここで好タイムを記録するには高い最高速とコーナーでの最適なセットアップが要求されます。TOYOTA GAZOO RacingはTS040 HYBRIDから最高性能を引き出すために忙しい1日を過ごしました。セットアップ作業の中には2種類のミシュラン・ドライ用タイヤの比較も重要な仕事として含まれており、2回目の公式練習はそのために多くの時間が費やされました。

明日10月10日(土)は午前9時50分から3回目の公式練習が行われ、午後2時10分からLMPクラスの公式予選が行われます。決勝レースは10月11日(日)午前11時にスタートします。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。