更新日: 2018.04.19 12:53
スーパーFJ:Le Beausset Motorsports 2018第2戦もてぎ レースレポート
神晴也が2戦連続でポール・トゥ・ウイン達成
上田裕也は4位入賞
S-FJ第2戦 4月15日(日)
ツインリンクもてぎ 4.801km
ル・ボーセ モータースポーツは原点でもあるカテゴリー、スーパーFJのもてぎシリーズに17歳の神晴也と、2年目で18歳の上田裕也を擁して挑む。開幕戦では神がポール・トゥ・ウインを達成し、上田も2位でゴールして上々の滑り出しを見せたが、そこから約1カ月後の今大会は、エントリー台数も増えたなかで、さらなる速さと勝負強さが求められた。
予選 4月15日(日)
天候/曇り
コース状況/ウエット
土曜日までの練習走行は天候に恵まれたものの、日曜日の早朝まで降り続いた雨によって、予選開始時の路面は完全なウエットコンディションとなっていた。そのため、全車がウエットタイヤを装着して走行を開始したが、すでに雨はやんでいることもあって、後半それも終了間際にベストタイムが記録されるのは明らかだった。
そこで神、上田ともに前半はやや慎重に、それでも赤旗がいつ出ても大丈夫なように、路面状態の変化に合わせてコースを攻めていく。実際、前半はトップをライバルに譲った神ではあったが、ちょうど折り返しのあたりでいったんトップに立ったあたりは、集中して自分がいま成さねばならない仕事にまっとうできていたようだ。
そして、ラストアタックで2分14秒814をマークして、2戦連続のポールポジションを獲得する。一方、上田もまた周を重ねるごと徐々にタイムを縮めていったが、ウエットコンディションでなかなかターゲットタイムに届かない。ラストアタックで2分16秒502を記し、5番手から決勝に挑むこととなった。
決勝 4月15日(日)
天候/曇り
コース状況/ウエット・ドライ
予選を終えた直後から天候は急速に回復し、やがて強い日差しが注がれるまでとなっていた。決勝レースを前にして、もう路面は一部に濡れた場所を残すだけとなっていたことから、迷うことなくドライタイヤを装着して神と上田をコースに送り出す。
結果的に全車ドライタイヤを履いたが、グリッドの乾き具合が左右異なっていた。幸い、神も上田も状態の良い奇数列からのスタートだったこともあり、問題なく発進できたものの、2番手と3番手のドライバーが順位を入れ替える。1コーナーへのホールショットを決めた神、そして上田は前を行くドライバーがS字コーナーでスピンを喫したことから、ひとつ順位を上げたものの、回避のためアクセルを緩めたことから、3番手との間隔が広がってしまう。