ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第8戦オランダGP 予選レポート
鳥羽がオランダGP予選で21番手タイムを記録
アティラプワパは暫定7列目スタート
Rd.08 オランダGP/TTサーキット・アッセン
2018年6月30日(土)
コンディション: ドライ
気温: 23℃ 路面: 40℃
土曜午後のオランダGP予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は21番手タイムを記録。昨日のFP2でスロー走行によりグリッド降格処分を受けたため、明日の決勝は10列目29番グリッドからスタートする予定です。チームメートのナカリン・アティラプワパは予選25番手タイム。暫定グリッドは7列目20番手のポジションです。
午前のFP3では、アティラプワパと鳥羽は昨日のラップタイムを更新。それぞれ12番手と17番手タイムにつけました。
鳥羽は、午後の予選で最終ラップに1分43秒290の自己ベストタイムを刻みました。アティラプワパは1分43秒746がベストタイムでした。
明日の日曜は、現地時間午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分のウォームアップ走行を実施。22周で争うMoto3クラスのオランダGP決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
鳥羽海渡(21番手 / 1’43.290 / +1.251)
「このウィークは苦戦傾向が続いています。FP3でだいぶわかってきた部分はありますが、まだ完璧な攻略ができていません。今、苦戦しているのは大きな右から小さく左へ切り返す5コーナーで、そこ以外はだいぶよくなっています。明日はほぼ最後尾からのスタートなので、前のグループにがんばってついていき、ポイント獲得を目指します」
ナカリン・アティラプワパ(25番手 / 1’43.746 / +1.707)
「FP3ではうまくセッションをマネージメントでき、速い選手にもしっかりとついて行くことができました。予選では特に最終セクターで渋滞が発生し、狙っていたようなラップタイムを刻むことができませんでした。決勝のグリッドが20番手スタートになったのはチャンスなので、明日はトップ15を狙います」
青山博一 チーム監督
「ナカリンは今朝までいい調子でセッションを進めることができたのですが、予選ではそのリズムを維持することができませんでした。彼本来の走りをすればもっと前にいられたはずなので、とても残念です。海渡は、今回のレースウィークでは思いきり攻めることができておらず、いい流れをつかめていません。グリッド降格処分を受けているので、明日のハードルはさらに高くなってしまいました。両選手とも厳しいレースになると思いますが、気持ちを切り替えて全力で戦ってほしいです」