更新日: 2016.09.15 17:50
フェラーリのF1マシンが集結。F1日本GPで『Ferrari Formula1 Exhibition』開催
10月7日~9日に鈴鹿サーキットで開催されるF1第17戦日本GPで名門フェラーリのマシンを集めた特別展示が行われる。
『Ferrari Formula1 Exhibition』と名付けられた特別展示はフェラーリ日本上陸50週年を記念して行われるもの。
フェラーリ・ジャパン協力のもと、1987年シーズンのF1を戦った『フェラーリF187』や、96年シーズンの『フェラーリF310』、2001年シーズンの『フェラーリF2001B』が展示される。
また、フェラーリ・オフィシャルディーラーである『コーンズ・モーターズ』がフェラーリを取り扱い始めて40周年を迎えるにあたり、小学生以下のお子さま向けの企画として、14年のF1を戦った『フェラーリF14-T』、ハイブリッドスーパースポーツの『ラ・フェラーリ』への搭乗体験、プロカメラマンによる撮影体験も実施される。
『Ferrari Formula1 Exhibition』は10月6日(木)~10日(月)までの間、鈴鹿サーキット内GPスクエア 特設ブースで行われる。
イベント概要
■イベント名:Ferrari Formula1 Exhibition
■日程:2016年10月6日(木)~10日(月・祝)
■場所:GPスクエア 特設ブース
■展示マシン
F1マシン:F310(1996年)、F2001B(2001年)、F14-T(2014年)、F187(1987年)
ロードカー:LaFerrari
■主催:株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキット
■協力:フェラーリ・ジャパン、コーンズ・モータース株式会社
展示マシン一覧
F1マシン
Ferrari F310(1996年)
Ferrari F310は、スクーデリア・フェラーリが1996年のF1世界選手権参戦用に開発したフェラーリシングルシーター。J・バーナードとG・ブルナーが設計した。1996年の開幕戦から最終戦まで実戦投入された。
1996年からエンジンをフェラーリ伝統のV型12気筒からV型10気筒に変更、また、燃料も1973年以来の付き合いであったアジップからシェルに変更された。
1995年ワールドチャンピオンのM・シューマッハがベネトンから移籍してきたため、1990年のA・プロスト以来のカーナンバー1をフェラーリがつけることになった。
Ferrari F2001B(2001年)
Ferrari F2001はスクーデリア・フェラーリが2001年初戦よりF1世界選手権に実戦投入されたフェラーリシングルシーター。
F2001Bは2001年シーズン圧倒的な強さを持ったF2001を、2002年シーズン序盤も使用するため、2002年からのクラッシュテスト基準値強化レギュレーションに対応させ、軽量化を施したF2001Bとして2001年最終戦、鈴鹿サーキットでの日本GPに出走、見事M・シューマッハが優勝した。
このF2001Bはその鈴鹿で勝利したマシンそのものである。カラーリングは2002年のメインスポンサーの英Vodafoneになっており、2002年の第2戦のマレーシアGPまで実戦投入された。
Ferrari F14-T(2014年)【小学生以下のお子さま限定 搭乗体験】
エネルギー回生システムやターボの導入など、大幅なレギュレーション変更が行われ、その規定の元で開発されたパワーユニット(エンジン・ターボ・エネルギー回生システムなどの総称)を搭載した初年度のマシン。F・アロンソ、K・ライコネンのコンビでシーズンを戦った。
Ferrari F187(1987年)
第1回の鈴鹿F1日本グランプリで優勝したのがこのフェラーリF187。
序盤は2度の表彰台を獲得するも、その後リタイアが多いシーズンとなったが、第15戦日本グランプリ、そして最終戦オーストラリアGPで優勝。
1987年シーズンはコンストラクターズランキングを4位で終えた。
ロードカー
LaFerrari【小学生以下のお子さま限定 搭乗体験】
6,262ccのV型12気筒エンジンに、F1由来のエネルギー回生システム「HYKERS」を搭載したハイブリッドカーで、エンジンとモーターから生み出される出力は950馬力を超えるモンスターマシン。
限定499台が生産され、日本には僅かな台数しか存在しない貴重なモデル。