K2 UCHINO RACING 2019アジアン・ル・マン第3戦セパン レースレポート
K2 UCHINO RACING
2019 -2020 Asian Le Mans Series
14.15.Feb 2020
Round .3 Sepang
4 Hours Race
フロントローからのスタート、惜しくも表彰台にはとどかず
シリーズ後半戦に突入し、第3戦はマレーシア・セパンインターナショナルサーキットにて4時間のナイトレースで行われた。
今回はナイトレースという事もあり、14日(金曜日)に公式練習が2回、15日(土曜日)に予選・決勝と通常とは異なるスケジュールで行われた。
14日(金曜日)に行われた公式練習では、黒澤選手・Shaun選手共に限られた時間の中でマシンのセットアップを進め、また、2回目の公式練習はナイトセッションで行われ暗闇の中、両ドライバーともレースに向けて走り込んだ。
15日(土曜日)は13時40分から15分間の予選が行われ、Shaun選手がドライブ。途中、赤旗が提示されセッションが中断されるも、動じることなく冷静に対応し1′ 53.563のタイムをたたき出し2番手! 午後の決勝はフロントローからのスタートとなった。
16:30、レーススタートに向け全車コースインしグリッドに着くと、空が暗くなってきた。スタートに合わせフロントローの位置にマシンを止め、しばらくすると雨が落ち始め次の瞬間、激しい雷雨に見舞われる。コース上は一瞬にして川となり、スタートはディレイ。その後も雨の勢いはなかなか収まらず、スタートはどんどん遅れ、1時間40分遅れでレースがスタートした。
スタートドライバーはShaun選手が担当。レインコンディションの中、前半から果敢に前車を攻め続けトップに立つ。その後、コンディションが回復してきたタイミングですかさずピットイン! 給油・タイヤをドライタイヤに交換してコースにもどると、ファーステストラップを毎周更新しながら周回を重ねた。
予定通りの周回数を消化したところでピットイン、黒澤選手に交代。同時に給油を行いコースに戻る。しかし、ピットインを余儀なくされる事態が発生し再度ピットへ。作業はすぐに終了しコースに復帰するもポジションを落としてしまう。暗闇の中、黒澤選手はマシン・タイヤを労りながら順調に周回を重ね再びShaun選手にバトンタッチ。この時点で残り時間が約1時間30分、5番手を走行していた。
残り時間から考えるとポジションアップは難しく思えたが、Shaun選手の怒涛の追い上げで1つポジションをアップし4番手に、その後も前車との差を毎周1秒づつ縮めて走行するもタイムアップ。4番手でのゴールとなった。表彰台も見えていただけに悔しいレースとなった。
最終戦タイ大会は、今週末の 2/22-23 に行われます。引き続きK2 UCHINO RACINGの応援宜しくお願い致します。