更新日: 2016.10.31 17:57
グロージャン「問題が解決せず。最悪のハンドリングだった」:ハース F1メキシコGP日曜
2016年F1メキシコGP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンは20位、エステバン・グティエレスは19位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=20位
どこが悪いのかを調べるために、いくつかの部品を交換してみたが、結局何が問題なのかはわからないままだった。
今日はクルマにまったく戦闘力がなかった。ハンドリングは最悪で、ドライブするのが極端に難しかったんだ。何ひとつとして、うまくやれなかったね。強烈なオーバーステアになったり、ひどいアンダーステアになったりで、まったく一貫性がなく、クルマがどこへ行こうとするのか予測さえできない状態だった。ブレーキングではクルマが左へ曲がろうとする現象も出ていた。すごく変な感じだったよ。とにかく厳しい一日だったと言うしかない。
エステバン・グティエレス 決勝=19位
信じられないような経験だった。僕は最初から最後まで、このクルマの限界ギリギリまでプッシュした。僕のクルマはブレーキのクーリングに問題があって、それをケアするために、本来のブレーキングポイントよりずっと手前でブレーキを踏まなければならなかった。順位を上げていくには理想的な状態ではなかったけど、完走するにはとにかく我慢して走り続けるしかなかったんだ。
この週末、もう少しいい成績を残せればよかったんだけど、残念ながら今回はこれ以上は無理だった。でも、僕にとっては、母国グランプリに出場して、メキシコの人々の前でレースができたという意味で、すばらしい週末でもあった。ファンのみんなに心から感謝したい。彼らのおかげで、いつまでも思い出に残るレースになったよ。