GOLDEX Racing Project ユーロフォーミュラ・オープン第5&6戦 レースレポート
GOLDEX Racing Project プレスリリース
ユーロフォーミュラ・オープンのタイトル争いはチームメイト同士の対決に!
CRYPTOTOWER Racing Teamのふたりが競い合いつつ連勝記録更新中。
全日本スーパーフォーミュラ選手権に、「GOLDEX Racing Team with B-Max」として参戦するGOLDEX株式会社(東京都品川区・代表取締役 坂本和也)は、レーシングドライバーマネジメント会社である有限会社ランブラス(東京都品川区・代表取締役 町田英明)と共に、国内外で活躍する若手ドライバーの育成と支援をテーマに「GOLDEX Racing Project」を立ち上げ様々な活動を展開しております。
GOLDEX株式会社は、2018年マカオGPで「Motopark Academy(ドイツ・オッシャースレーベン 代表 ティモ・ランプケイル)」をサポートする形でモータースポーツの世界に参入し、昨年は全日本スーパーフォーミュラ選手権にB-Max Racing Teamのメインスポンサーとして参戦。スーパーGTでも今年からCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのスポンサーを務め、またGOLDEX本庄モーターパークの運営に参画するなど、幅広くモータースポーツを応援し続けています。
また同社が手掛ける携帯通信サービス「GOLDEX mobile」が全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権開幕戦のラウンドパートナーに就任し、開幕戦は「GOLDEX mobile 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」として開催されました。2020年10月8日には、千葉県幕張市のAEONモール幕張新都心店に、「GOLDEX mobile」1号店もオープン。モータースポーツをより身近な存在とするために、今後も広く一般に伝えていく所存です。
本年度は欧州と日本のモータースポーツを繋ぐため、ユーロフォーミュラ・オープン選手権に「CRYPTOTOWER Racing Team」として、3台体制で参戦。同チームは、「GOLDEX Racing Project」代表である坂本和也がオーナーとなり、プロジェクトマネージャーの町田英明がエントラント代表を務める日本国籍のチームです。
日本チームが同選手権に参戦するのはシリーズの歴史始まって以来のこととなります。ここで優秀な成績を残したドライバーには、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する「GOLDEX Racing with B-Max」のルーキーテストに招待し、次のステップへのチャンスを与える予定です。
本プロジェクトにおけるメインスポンサーの「CRYPTOTOWER」は、インドネシア企業である「PT.VISIONET DIGITAL INDONESIA社」が展開する暗号資産取引所であり、GOLDEX株式会社と共に、今季FIA-F2に参戦する佐藤万璃音を支援しているスポンサーのひとつでもあります。また、ノーズ部分とサイドのバージボードに描かれているサブスポンサーの「EIGHT COIN」は、現在取引量が増大し続けている世界的な暗号通貨です。
「CRYPTOTOWER Racing Team」は、記念すべきハンガリーでのデビューレースでイーフェイ・イェ選手がポールポジションから優勝を飾り、翌日の第2戦もポールポジションから完全制覇を達成しました。第2ラウンドのフランス、ポールリカールで開催された第3戦、第4戦において、今度はチームとして初の1-2フィニッシュを含め4連勝。そしてオーストリアのレッドブルリンクで開催された第5&6戦もイーフェイ・イェ選手が連覇。そして今回、9月26~27日にイタリアのモンツアで開催された第7&8&9戦はふたたびルーカス・ダナー選手が参戦し、イーフェイ・イェ選手との全面対決となりました。
レース1の予選はイーフェイ・イェ選手がポールポジションを獲得。ルーカス・ダナー選手は7番手、ルイ・アンドラダ選手は12番手からのスタートとなりました。
レース1は、スタートからトップに立ったイェ選手が逃げ、素晴らしいスタートを見せて第1シケインまでに3番手に浮上したダナー選手が、さらに2番手争いを制してイェ選手を追ったのですが、事故車両のために黄旗が出され攻めきれぬままチェッカーが出され、CRYPTOTOWERレーシングのワン・ツー・フィニッシュとなりました。アンドラダ選手はポジションをふたつ上げて10位完走を果たしました。
レース2の予選で最速タイムをマークしたのはイェ選手でしたが、2グリッドダウンのペナルティが課せられ、ダナー選手がポールポジションを獲得。アンドラダ選手は12番手スタートです。
レース2はダナー選手がポールポジションから圧倒的な速さを見せて今季2勝目を挙げ、3番手から追い上げたイェ選手が最後に粘りを見せて2位入賞。またしてもワン・ツー・フィニッシュを飾りました。アンドラダ選手も6位入賞を果たしました。
レース3の予選でポールポジションを獲得したのはイェ選手。ダナー選手は3番手からのスタートです。スタートで素晴らしいダッシュを見せたイェ選手にダナー選手がくらいつき、レース序盤はこの2台が重なるようにリードを広げ始めました。そして終盤は激しいチームメイト同士のバトルとなり、最後に笑ったのはダナー選手でした。今季3勝目を挙げ、ポイントリーダーのイェ選手に次ぐ選手権2位に浮上したのです。
■イーフェイ・イェ選手のコメント
「我々CRYPTOTOWER Racing Teamにとっては、今回のモンツアでは3レースすべてでポールポジションを獲得し、3レースすべてでワン・ツー・フィニッシュを飾れたという最高の結果だったと思います。自分にとって第2レースのポールタイムをマークしたのにペナルティを受けてグリッド降格となったのは不服ですが、高速でスリップストリームが効くこのコースでは、むしろポールポジションから勝つのが難しいので、チャンスだと思って気持ちを切り替え頑張りました。結果的にはチームメイトが2勝、僕が1勝でしたが、最大限のポイントは獲得できたのでレース結果には満足です。今回も素晴らしいマシンを準備してくれたチームのスタッフに感謝しています」
■ルーカス・ダナー選手のコメント
「この週末は最高にエキサイティングなレースばかりでした。第1レースではスタートを決められたのが良かったですし、第2、第3レースで勝てたのは本当に嬉しいです。特に第3レースはイェ選手にスタートで並ぼうとしたのですが届かず、それなら2台でスリップストリームを使いあいながら後続を引き離して、最後の数ラップで勝負に出ようと考えました。思ったほど後続は離れてくれませんでしたが、戦略は良かったと思います」
■ルイ・アンドラダ選手のコメント
「最後まで自分との戦いとなったレースでした。レース2の混戦で前にいけたのは今後の自信につながると思います。今後もチームメイトに追いつき、追い抜けるように頑張り続けます」
●GOLDEX株式会社「GOLDEX Racing Project」代表 坂本和也のコメント
「開幕9連勝、しかも今回は3戦連続ポールポジションからのワン・ツー・フィニッシュという最高の結果を出してくれたチームの全員を誇りに思います。GOLDEX Racing Projectとして、モータースポーツの世界を元気づけるために頑張って活動をしていることが、きっと日本だけでなく、ヨーロッパの未来をも明るくしてくれると信じています。ホンダのF1撤退は残念ですが、自動車メーカーではなく我々プライベーターが、F1への夢を抱く若者たちのサポートができる世界を目指し続けます」
●CRYPTOTOWER Racing Team代表 町田英明のコメント
「GOLDEX Racing ProjectのマネージャーとしてCRYPTOTOWER Racing Teamを立ち上げ、開幕戦から9連勝を達成することができました。イーフェイ・イェ選手も安定した速さを見せてくれますが、FIA-F3とダブルエントリーのルーカス・ダナー選手のパフォーマンスにも素晴らしいものがあります。ルイ・アンドラダ選手も本来の速さをレース中に見せてくれたことで、今後につながると思っています。レーシングカートやF4も含め、様々なサポート体制を構築し、国内外から若手育成をしていくのが「GOLDEX Racing Project」のテーマですので、皆さん、これからもCRYPTOTOWER Racing Teamの応援よろしくお願いします」