投稿日: 2020.10.21 15:57
インディカー最終戦タイトルの行方。32ポイント差でも「ディクソンが有利」と言えない理由
Masahiko Amano / Amano e Associati
今季のインディカーシリーズは、シーズン終盤に入ったあたりで流れはジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)へと傾いてきていた。だが、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が築いてきたポイント差は大きく、ニューガーデンもその流れにうまく乗り切ることができていない。
10月第1週末のインディアナポリス(IMS)ロードコースでのダブルヘッダー戦前、ニューガーデンは「最後の3レースすべてを完璧に戦わなければならない」と言っていたのだが、実行できなかった。だからといって、タイトル争いはディクソンがかなり有利だとも言い切れない。