スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.12.01 21:22
更新日: 2020.12.01 21:29

K2 R&D LEON RACING 2020スーパーGT第8戦富士 レースレポート


スーパーGT | K2 R&D LEON RACING 2020スーパーGT第8戦富士 レースレポート

2020 AUTOBACS SUPER GT
Round.8 IN FUJI 300km RACE

最終戦を4位でフィニッシュ、シリーズランキング3位で今シーズンを終えた

公式練習 11/28(土)9:00~
天候:晴れ 路面:ドライ
気温:14度 路面温度:16度

 例年とは異なり、富士スピードウェイが舞台で250kmではなく300kmで、ノーハンデの戦いとなったスーパーGTの最終戦。LEON PYRAMID AMGを駆る、蒲生尚弥選手と菅波冬悟選手にとって、チャンピオンがかかった大事な一戦ではあったが、黒澤治樹監督は「いつもどおり、ミスをしないで一丸となって仕事をする」ことをスタッフ全員に指示していた。

 公式練習では、蒲生選手が序盤のうちにスピードを極め、1分36秒394を記してからは決勝セットが詰められていく。普段なら菅波選手に交代すると、そのまま最後まで走り続けるのだが、今回は確認事項があったため、途中でふたたび蒲生選手が乗り込むことに。

 それでも最後のGT300単独のセッションは菅波選手がドライブし、1分36秒761をマークするまでとなった。最終的な公式練習の順位は8番手。もちろん本戦に向けた準備は万全だ。

「こういう状況でレースできることを、プレッシャーも楽しんでやっていきたいと思います」という蒲生選手の言葉が力強い。

公式予選 11/28(土)Q1/13:33~ Q2/14:08~

天候:晴れ 路面:ドライ
気温:13度 路面温度:17度

 今回も黒澤治樹監督は予選Q1担当に菅波選手を起用。B組においてLEON PYRAMID AMGは、低い温度に対して、いつもより多めのウォームアップを行ってからアタックがかけられ、1分35秒914が記録された結果、2番手につけて難なくQ1突破を果たすこととなった。

 続いてQ2に挑んだ蒲生選手も、同様に計測4周目からアタックを開始。1分35秒823をマークした後も、さらにコースを攻め立てて1分35秒436にまで短縮を果たし、5番手につけることとなった。

「予選は自分たちの力を出しきれたと思うので、本当に良かったです」と蒲生選手。ただし、現在のポジションを守っただけでは悲願成就はかなわぬことから、決勝ではさらに順位を上げる必要がある。もちろん、そのための準備に抜かりはなかった。

「今のところ順調です。明日はレースがどう進むか分からないので、きっちりレースすることが必要だと思っています。ライバルより1秒でも前でゴールすることに徹して頑張ります」と黒澤監督は語っていた。

決勝レース 11/29(日)13:00~

天候:曇り 路面:ドライ
気温:9度 路面温度:17度

 人数は未発表ながら、多くの観客をスタンドに受け入れた決勝当日の富士スピードウェイは、上空に雲が浮かぶようになり、日差しが遮られたことで気温はさらに下がって、ついに10度を切るまでに。望んだのはもっと高めの温度だったが、こればかりはやむを得まい。

2020年スーパーGT第8戦富士 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2020年スーパーGT第8戦富士 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)


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