更新日: 2020.12.15 11:30
チームゴウモータースポーツ フォーミュラ・リージョナル最終戦 レースレポート
2020年12月13日
株式会社チームゴウモータースポーツ
<2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP>
ラウンド6:オートポリス
第13戦 予選結果:4位/決勝結果:4位
第14戦 予選結果:4位/決勝結果:5位
本山哲選手、フォーミュラカーレースで12年ぶりの雄姿を披露
チームゴウは12月12日(土)にオートポリスで開催された2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHP(フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ)の最終戦、ラウンド6に、1990年代から2010年代に日本のトップドライバーのひとりとして君臨した本山哲選手を起用してスポット参戦、第13戦で4位、第14戦で5位という結果を収めました。
長いブランクに加え初めて乗り込むマシンとあり、うまくフィーリングが掴めないまま予選を迎えた本山選手は、第13戦/第14戦ともに4番グリッドからのスタートとなりました。
第13戦ではブレーキロックでギアが落とせないことにより1コーナーやヘアピンでロスタイムがあり、レースは4位でフィニッシュ。1レース走ってフィーリングを掴み、クルマのバランスを向上させて臨んだ第14戦ではスタートも決まり、良いペースで中盤へ。10周回目の1コーナーでクロスラインから金丸選手をオーバーテイクして3番手、表彰台圏内へ浮上しましたが、12周回目の第2ヘアピンでコースアウトを喫してしまい、結果、2周回遅れ、5位でチェッカーを受けました。
本山哲選手のコメント
「普段色々教えている阪口晴南選手に逆に色々教えてらいながら水曜日から金曜日まで3日間走行し、少しずつタイムも上がりましたが、正直、クルマについて掴み切れていない状態で今日を迎えました。今日は練習含めてニュータイヤを2セット投入してラップを重ねましたが、予選の段階では今ひとつ攻めきれませんでした」
「先輩、後輩、たくさんの方々がグリッドに集まってきてくれて盛り上がり、とても嬉しく思いました。その盛り上がりをレースにも繋げたいと思っていたのですが、1レース目では思うようにいきませんでした。唯一前に出られるチャンスだと思っていたのでスタートくらいは決めたいと思っていましたがうまくいかず、出遅れてしまいました。また、ブレーキで前に沈み込んでリヤがリフトし、ギアロックすることが何度もあったので、1 コーナーやヘアピンではタイムを失ってしまいました」
「1レース走ってフィーリングも掴めたのでマシンのアジャストをお願いし、バランスを向上させた2レース目の第14戦ではスタートもうまくいき、レースペースも向上、10周回目で金丸選手をクロスラインでパッシングできました。その後無線でトップ2台のラップタイムをきいて、なんとかその速さにチャレンジしようと。ただ完走しても面白くないし、自分もマシンも現状のなかでギリギリ、ベストの状態で走ろうと猛プッシュしているところで、ブレーキでいき過ぎてロックしてしまいました」
「1レース目が終わった後にデータを見たり、セットアップをかえたり、スタートを研究したり、今日できる限りのことをやってチャレンジしましたので、非常に楽しめました。今回チームゴウからこのような機会をオファーしてもらい、とても感謝しています」