更新日: 2022.08.01 01:16
BMW Team Studie 2022スーパー耐久第4戦オートポリス レースレポート
ENEOS スーパー耐久シリーズ 2022
Rd.4 オートポリス
PLUS with BMW Team Studieは、舞台を九州オートポリスへ移しスーパー耐久にスポット参戦する。ドライバーは、ワールドチャレンジアジアの山口智英選手、荒聖治選手に加え、スーパー耐久2021年シーズンで組んだ坂本裕也選手の3名。
マシンは、ワールドチャレンジアジア2戦を戦ったPLUS BMW M4。スポット参戦のため、ポイントリーダーと同じ50kgのサクセスウエイトを積んで走行する。5月に開催された富士24時間レースへはM2 CS Racingでの参戦だったため、BMW M4 GT3はスーパー耐久初登場で注目も高まる。
予選
A、Bドライバーのベストタイム合算で決勝グリッドが決定される公式予選。Aドライバー山口選手は、ウエットタイヤを装着しコースへ向かった。コンディションを確認し一旦ピットに戻ると新品のウエットタイヤでアタック。雨脚が強くなるなか2分01秒247でこの時点でトップタイムを計測。その後、他車両のコースオフによる赤旗が提示された。予選再開後、他チームのタイム更新があり、2番手タイムで終えた。
Bドライバー荒選手は2周目に計測した2分00秒589で5番手。合算タイムにより2番手、フロントロウから決勝を戦う。
決勝日朝のウォームアップ走行では、天候不順のなか、荒選手、山口選手、坂本選手と走行し、決勝へ向けたタイヤの確認、調整を行った。
決勝
レーススタート時の路面コンディションはドライ。前日の予選結果により2番手から、坂本選手のスタート。オープニングラップで1ポジションダウンの3番手。その後は4番手を走る車両を抑えながらの走行を続けるが4周目に先行を許し4番手ポジションへダウン。
29周目にトップを走る車両のトラブル、上位チームのピットストップで2番手になると順調に走行を重ね39周目に山口選手へドライバー交代。6番手でコースへ戻った。途中他車両と接触があったが、上位チームと変わらないタイムで走行を重ね70周目に4番手で再度坂本選手へ交代した。
ピットインの際に車両状態を確認したが接触のダメージも無く坂本選手も順調に走行を重ね、108周目に4番手で荒選手へ最後のドライバー交代をした。
残り時間1時間ほどの112周目ごろから雨が強くなりはじめた。空は明るく雨は長く続かない可能性があるため、スリックタイヤのまま走行を続けた。不安定な天候で、雨量がかなり多くなった133周目にピットインしウエットタイヤへ交換した。
タイヤ交換後は前の車両を上回るタイムで走行を重ねたが、140周目に*FCYが提示。残り2分の142周目にFCY解除されリスタートされたが、前の車両には届かず4番手のままチェッカーを受けた。
※FCY(フルコースイエロー):小規模なアクシデント時に提示。宣言後、全ポストで黄旗が振られると走行速度が50km/hに規制され、追越し禁止。この間のピットインは禁止。