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投稿日: 2017.06.06 11:41

ヤマハ MotoGP第6戦イタリアGP レースレポート


MotoGP | ヤマハ MotoGP第6戦イタリアGP レースレポート

Monster Yamaha Tech3 Team

J・ザルコ選手談(7位)
「いいレースができたし、最終結果にも満足しています。前回のル・マンでは好位置スタートのアドバンテージがありましたが、今日はグリッド11位と厳しい状況なかでもペースをキープし、リズムをしっかりコントロールすることができました。でもイアンノーネは加速でやや速く、ブレーキングも順調だったのでなかなか抜くことができませんでした。そして手間取る間にマルケスとバウティスタに離されてしまったんです。ようやくイアンノーネをパスしてふたりを追って行ったが、それまでの激しいプッシュで体力を消耗していたし、マシンを酷使してタイヤのグリップも落ちてきていました。しかも最後の5ラップは後続が差を詰めてきてますます厳しい状況になってしまったが、ここではマシンとタイヤのフィーリングが復活し、再びプッシュして7位をキープすることができました。ウイークを通じて難しい状況が続いていて、スライドを止めるための解決策を追求し続けてきました。そのようななかで7位を獲得できたのは良かったと思います。今回もまた多くを学び、持っているものをすべてつぎ込むことができたので、満足してムジェロを離れることができます」

J・フォルガー選手談(13位)
「悔しさは隠せないけれど、全力で挽回を目指したことは間違いありません。序盤で手間取ってしまったことが最大の問題だが、これを解決、改善する方法がなかなか見つかりませんでした。普段はハイペースをキープすることができるのに、今回はスタートでペースが上がらず、その後もコンスタントな走りができませんでした。今日はこのように残念な結果になってしまったので、何とかここから抜け出して前進を目指していきたいです。速いスタートを身につけるために、これからデータを分析し、解決策を見つけなければなりません。チームとともに作業に取り組み、次のカタルニアでもベストを尽くします」

ジョナス・フォルガー(ヤマハ)
ジョナス・フォルガー(ヤマハ)

H・ポンシャラル、チーム・マネジャー談
「本日のレースはまさにファンタスティックでした。観客たちは3つのレースを楽しみ、とくに最後のMotoGPでは、他のスポーツでは決して味わうことのできない感動的なショーを観戦しました。わがチームでもヨハンがよく頑張って好成績を獲得しました。もしかしたら、前回ル・マンの表彰台と比較して見劣りすると考える人たちもいるかもしれないが、チームとしては、むしろあれが特別過ぎたのだと承知しています。今回は非常に厳しいウイークだったにもかかわらず、彼はベストルーキーの座をキープし、イアンノーネやロレンソといったファクトリーライダーより上位にいます。スタートはいつもほど良くはなかったが、とても面白くてエキサイティングなパスを何度も見せ、こうして7位という結果をチームにもたらしてくれました。上位はみなとても速く、このコースでのドゥカティの強さも印象的だったが、おそらく他のサーキットではもっと接近したものになるでしょう。ヨハンは毎回、上位グループに入るようになってきて、そのなかで少しも気後れする様子がないところは本当に素晴らしいと思います。 ジョナスのほうは13位に留まり、少し残念な結果となりました。ヨハンと同等の速さを持っているが、決勝結果を見れば15秒の開きがあります。そしてそのすべてを最初の5ラップで失っています。スピードは十分にあるので、あとはメンタル面を強化することでスタートを改良していかなければなりません。チームの全員が彼を信頼し、常に支えています。これは非常に重要なことで、彼の能力には確かな自信があります。しかしそろそろ次のステップへ進むべきときが来ていると考えています。本当の能力を見せてほしいです。次の第7戦までは数日しかないが、すでに待ちきれない気持ちで、大好きなカタルニアでのレースを楽しみにしています」


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