投稿日: 2017.08.20 21:07
更新日: 2017.08.21 00:20
更新日: 2017.08.21 00:20
非公式テストでペドロサを上回った中上。ホンダ山本部長が語る日本人MotoGPライダー誕生の経緯
AUTOSPORTweb
このこともあり、会見では中上起用に対する不安はないかという質問が上がったが、山本部長は次のように答えた。
「ないことはないですが、ホンダ側が反省するのは、久しぶりの日本人をMotoGPで乗せたいなどのいろいろな思いがあって、(中上に対して)少しプレッシャーをかけすぎてしまったのかなというのは正直感じています」
「たとえば鈴鹿8耐。中上君のスケジュールが空いているということで、鈴鹿8耐に引っ張ってウチのトップチームに入れました。ご存知のように彼はヘアピンで転倒してしまいました。ありえないなと」
「心配はしていたのですが、『(中上は)何か引っかかっているよね』と桑田たちと話しをしていました。今年のオーストリアGPでのレース前にそういう話をして、彼に自分の走りをすれば結果はついてくるんだし、オーストリアは思い切って自分の好きなレースをしなさいという話をしたのを覚えています」
「僕らが思う以上にドライバーやライダーは重く受けていることがあって、『来年MotoGPだぞ!』ということをプレッシャー的に感じさせてしまっているのかなと。そのことに関しては、私も日々反省というものがあります」
「不安もありますが、彼の走りを現場で見ているので、彼がMotoGPにいってもやっていけるというのは思っていますし、期待に応えてくれると感じています」
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