投稿日: 2016.06.26 23:53
更新日: 2016.06.27 03:32
更新日: 2016.06.27 03:32
MotoGP第8戦オランダGP決勝:ダッチウエザーで大波乱。ミラーが逆転で初優勝
RIDINGSPORT
約30分間の中断を経て、雨が弱まったこともあり、レースは12周で再開。最初のレースの14周目のコントロールライン通過時の順でグリッドに並び、エルナンデスを除く20名のライダーが参加して、ウエット路面でスタートした。
再スタートレースでリードを奪ったのはドビジオーゾだったが、すぐにロッシがトップを奪い、1周目を終える。ドビジオーゾは2周目の12コーナーで転倒リタイア、ロッシが2番手のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)以下に約2秒のリードを取って、独走態勢に入る。
ところが3周目の10コーナーで今度はロッシが転倒、再スタートできずリタイアとなる。これでトップに立ったのはマルケス。僅差の2番手にミラーが続き、ミラーは4周目のシケイン進入でマルケスを交わしてトップに立つと、リードを広げていく
。
空が明るくなり、路面が徐々に乾いていく難しいコンディションの中、ミラーはマルケスとのリードを少しずつ広げ、マルケスもリスクを負わず、周回を重ねたこともあり、ミラーがMotoGPクラス初優勝を達成。2位にマルケスが続き、ポイントリーダーの座をキープした。
3位にスコット・レディング(プラマック)が入賞。3番手は序盤からポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)がキープしていたが、終盤にレディングが追いつき、11周目の1コーナーで3番手に浮上、レディングは昨年のサンマリノGP以来の表彰台を獲得となり、ポル・エスパルガロは4位でチェッカーを受けた。