SBK第9戦アメリカ予選：トム・サイクスがポールポジションを獲得

　SBK(スーパーバイク世界選手権)第9戦アメリカラウンドは、アメリカのラグナ・セカで2日目の予選を行ない、トム・サイクス（カワサキレーシングチーム）が1分22秒155でポールポジションを獲得した。

　2回のフリー走行総合11番手以下のライダーで争われるSP1でトップタイムを記録したのはレオン・キャミア（MVアグスタ・レパルト・コルセ）。マイケル・ファン・デル・マーク（ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム）が2番手で続き、SP2に進出した。

　SP2は気温22度、路面温度43度のドライコンディションで争われ、午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録していたジョナサン・レイ（カワサキレーシングチーム）がまずトップタイムを記録。アレックス・ロウズ（パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム）が逆転するが、レイがすぐにトップを奪い返し、1本目のアタックを終える。

　2本目のアタックが始まると、チャズ・デイビス（Aruba.it レーシング-ドゥカティ）がトップタイムを記録するが、レイが再びトップを奪還。しかし、その直後にサイクスがファステストを更新して、サイクスが4戦連続、今シーズン7回目のポールポジションを獲得した。

　2番手に1分22秒210でレイが続き、カワサキ勢が予選ワンツーを獲得。3番手に1分22秒479でダビデ・ジュリアーノ（Aruba.it レーシング-ドゥカティ）、が続き、デイビスは1分22秒696で4番手に。

　5番手に1分22秒979でチャビ・フォレズ（バーニレーシングチーム）が続き、SBKレギュラー初ホームレースとなるニッキー・ヘイデン（ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム）は1分22秒988で6番手となった。

　7番手に1分23秒085でジョルディ・トーレス（アルテアBMWレーシングチーム）、8番手に1分23秒096でロレンツォ・サバドーリ（イオダレーシングチーム）、9番手に1分23秒098でニッコロ・カネパ（パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム）、10番手に1分23秒116でロウズの順で続き、ファン・デル・マーク（ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム）が1分23秒455で11番手に、キャミアは1分23秒459で12番手に。

　以下、SP1の結果順にアレックス・デ・アンジェリス（イオダレーシングチーム）が1分23秒661で13番手、アンソニー・ウエスト（ペデルチーニレーシング）が1分24秒128で14番手、ジョシュア・ブルックス（ミルウォーキーBMW）が1分24秒598で15番手の順となった。

■SBK第9戦アメリカ予選結果