更新日: 2018.03.20 02:00
スズキ 2018MotoGP第1戦カタールGP レースレポート
2018年3月18日
MotoGP 第1戦 カタールGP 決勝
場所:カタール ロサイル・インターナショナルサーキット
イアンノーネ、開幕戦カタールGPでトップ10フィニッシュ
リンスは悔しい転倒、リタイア
●アンドレア・イアンノーネが開幕戦で上々のパフォーマンス
●アレックス・リンスは健闘を見せるも、惜しくも転倒、リタイヤ
●チーム・スズキ・エクスター、ポジティブなシーズンスタートに
ともにフロント・ミディアム、リヤ・ソフトという同様のタイヤコンビネーションでカタールGP決勝に挑んだチームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネ、アレックス・リンスは、スタートシグナルとともにコースに飛び出し、後方11番手からスタートしたイアンノーネは一気にポジションをジャンプアップし、フロントグループに喰い込む。
その後もレース中盤までトップグループでバトルを繰り広げたが、中盤以降フロントグリップに苦しみ、徐々にペースダウン。我慢を強いられるレースとなるも、終盤までバトルを繰り返しながら、開幕戦を9位で終える。
一方MotoGP2年目のシーズンを迎えたアレックス・リンスは、スタート直後にポジションダウンし、チームメイトにも先行を許すことになるも、2度のファーステストラップを記録(3ラップ目・1’55.675、6ラップ目・1.55.331)しながら、ハイペースでフロントグループを追い上げ、トップ5フィニッシュを目指して果敢に攻め続ける。
しかし残り10周のサインを通過した先の2コーナーでミスをし、わずかにオーバーラン。汚れた路面でフロントが切れ込み、痛恨の転倒を喫して、そのままリタイヤとなった。
コメント
河内 健 テクニカルマネージャー
「今日の結果は、私たちが期待していたものとは違っていました。アレックスは途中までは非常に良いレースをしてくれ、トップグループに喰らいついていけたのですが、残念ながらレース半ばで転倒してリタイアとなってしまいました」
「アンドレアのペースも予想していたよりは苦戦し、思ったペースでは走れなかったのですが、最後までなんとか我慢して、完走という結果を残してくれました」
「非常に残念なレースではありましたが、私たちのパフォーマンスの片鱗は見せることができたと思うので、また再びチャレンジをしたいと思います。今は早く次のレースをしたくて仕方がありません。引き続き応援をよろしくお願いします」