更新日: 2018.12.14 13:35
歴代マシンを走らせたペドロサ「素晴らしい18年間だった」。自身最後のホンダサンクスデーでファンに感謝
ペドロサは2018年をもって、18年間にわたるMotoGPライダー人生に幕を下ろした。160cmという小柄な体格でMotoGPのモンスターマシンを操り、トップライダーとして走り続けた。
「誰にとっても言えることだと思うけれど、人生のなかでいろいろな困難にぶつかる瞬間というのはたくさんある。自分もそうだった。でも、その瞬間のあとにすばらしい瞬間がおとずれるものなんだ」
「僕はこのスポーツをとおしてチャレンジする尊さを感じさせてもらったし、それがホンダのファミリーと実現できた。素晴らしい18年間だったよ」
そして詰めかけた大勢のファンに向け、ペドロサは「ただ言えるのは、ありがとう、ということだけ」とメッセージを送った。ペドロサは日本でも愛されたライダーで、この日ツインリンクもてぎに足を運んだファンのなかにはペドロサのレプリカヘルメットやフラッグを持参したり、スペイン語を書いたボードでペドロサにメッセージを送るファンもいた。
そんな日本のファンへ、「今までのサポートすべてに感謝するよ」とお礼を述べたペドロサ。「日本に戻ってくることは、本当にうれしくてしあわせなことだったんだ。18年間応援、本当にありがとう。またいつか、みんなと会いたいよ」
また、18年間、ホンダ一筋のライダー人生を歩んできたペドロサには、その功労を鑑み、ホンダの八郷隆弘社長とHRCレース運営室室長の桒田哲弘氏から、ホンダRC212V、RS250RWが贈呈された。

ファン、関係者はもちろん二輪ライダー、さらには四輪ドライバーなど大勢が見守るなか行われたラストランは、ペドロサの人柄を象徴するものとなった。

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