投稿日: 2020.07.15 12:50
更新日: 2020.07.15 12:51
更新日: 2020.07.15 12:51
MotoGPの軌跡(10):2017年シーズン、最終戦までもつれたマルケスとドヴィツィオーゾのタイトル争い
RIDING SPORT
2001年までの世界GP(WGP/World Grand Prix)の略称で行われていたロードレース世界選手権。2002年から最高峰のバイクが4ストローク990ccとなり、シリーズの名称もMotoGPへと変更された。しかし、MotoGP初年度は2ストローク500ccマシンと4ストローク990ccマシンが混走する状況でのスタートとなった。2002年から2019年までの『MotoGPの軌跡』を連載形式で振り返っていく。
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2017年シーズンはマルク・マルケス(ホンダ)が連覇を達成した。マルケスは通算6勝の最多勝を記録したが、チャンピオンシップ争いではシーズン序盤の2回のノーポイントが響き、シーズン中盤までは追う立
場だった。
しかし、ようやく2勝目を記録した第9戦ドイツGPでランキングトップに浮上。第11戦オーストリアでマルケスとの接戦を制したアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)がマルケスを追い、第12戦イギリスではマルケスがマシントラブルでリタイアに終わったため、ドビジオーゾがランキングトップに浮上するなど、チャンピオン争いは最終戦までもつれる接戦となった。