更新日: 2020.07.28 17:42
ヤマハのロッシ「本当に長い戦いだった。表彰台は最高の気分」/MotoGP第3戦アンダルシアGP決勝コメント
■モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
●バレンティーノ・ロッシ
「とても久しぶりの表彰台だから、本当にうれしい。苦しい時期を乗り越えて復活できたと思う。今回はセッティングの考え方を変えて臨み、それがうまくいった」
「デビッド・ムニョスをはじめチームのみんなのおかげ。心から感謝している。スタート直後からペースが良く好位置につけることができたが、そのあとは本当に長い戦いだった。表彰台復帰は最高の気分。優勝とは違うが、それとよく似た気持ちだ」
●マーベリック・ビニャーレス
「レース中は呼吸することができなかった。マシンの調子はとても良かったから、クリアスペースを確保しようとオープニングラップでクアルタラロに仕掛けていったが、はらんでしまい、クアルタラロとロッシに抜かれてしまった。そのあとはロッシについて行ったが、呼吸が苦しくて急激に疲れてしまった」
「原因はよくわからない。おそらく周りのマシンの熱気だと思うが、とにかくそれ以上どうすることもできなかった。最後の5ラップのために力を温存し、終盤でリズムが上がって来たところでプッシュ。もしも1ラップ目の遅れがなければもっと良いレースになっていたと思う」
■レプソル・ホンダ・チーム
●アレックス・マルケス
「MotoGPで2度目のレースとなったが、今日はいいレースができた。とてもうれしい。先週のスペインGPに比べたら明らかにいいセットアップが実現した。これが一番の目標だった。2週連続同じサーキットでレースがあるということで、いろいろなことを試せたし、前進するいい機会となった。そのアドバンテージをうまく活かすことができた。レースは先週に比べて9秒速くなった」
「今日のようなコンディションで前進できたこともうれしい。いいセットアップを見つけ、いいベースがあった。次はブルノだ。大好きなサーキットのひとつ。そこからの3週連続のレースでも前進するのが楽しみだ。いいシーズンスタートになったが、まだまだこれからだ」
■LCRホンダ・カストロール
カル・クラッチロー
「今日は厳しいレースだった。しかし、レース中盤に少しだけピットストップをしてレースを完走することができた。スタートでは前のライダーたちにすぐに追いついたが、何人かのライダーが転倒し、ポジションを落とした。今日は最後までベストを尽くした。残念ながら、左手首の怪我の影響で右腕への負担が大きく、マシンをホールドするのが厳しくなった」
「加えて、痛みのためにピットボードが見えづらかったので、ピットに戻った。そのとき、ポイント獲得圏内にいることがわかったので、レースに戻り13位でフィニッシュした。難しいレースだったが、ポイントを獲得することができた。次のブルノが楽しみだ」