更新日: 2021.06.28 11:54
4勝目を挙げ、ポイントリーダーで前半戦折り返しのクアルタラロ「今は考え方も目標も明確」/MotoGP第9戦決勝

「僕にとっても、スズキにとっても、重要な表彰台になった。この表彰台は、シーズン後半に向けてさらに後押ししてくれるだろうね。このように、このパッケージは、タイトル争いをするのには十分な力がない。さらにバイクに取り組まないといけないし、僕自身もそうだ。でも、レース全体としては満足している」
「ヤマハのふたりがとても速く、すごくいいレベルでバイクを走らせていたので、きっと彼らに接近するのは難しいだろうと思っていた。1周目は、全力を尽くして、冷静にオーバーテイクをしたんだ。もちろん、僕はいつもドゥカティを交わすのに苦労している。たぶん、何度かのオーバーテイクでは限界で、彼らに接近した。当たってはいないけれど、ブロックして交わしたから、申し訳なかったと思う」
「ジャック(・ミラー)は怒っているだろう。何度かブロックしてオーバーテイクしたからね……。そういうオーバーテイクは好きじゃないけれど、彼はストレートで速く、ブレーキングはハードだった。すごく(抜くのが)難しかったんだ」
「(ホールショット・デバイス)は取り組まなければならないところだ。これが大きな差を生むサーキットは多い。そして、(ホールショット・デバイスがあれば)スタートでもほかのライダーと同じ状況で走ることができる。これが一番やらないといけないところだ。それからバイクの細かいところに取り組んでいく。僕としては、チームとともに継続して理解していかないといけない」
「予選ではさらに強く、いいラップタイムを出す必要がある。ペースはいつも悪くないんだけど、予選ではまるで獣のように攻めないといけないんだよ。難しいとは思うけれど、解決策を見つけていくだろう」