更新日: 2021.08.09 17:43
ラズガットリオグル「優勝2回、2位1回という結果は本当にうれしい!」/SBK第6戦チェコ
■Aruba.it Racing – Ducati
スコット・レディング(スーパーポールレース:2位/レース2:優勝)
「今日のレースでは、多くの感情が錯そうしていた。目標は、ジェシーにプロポーズすること、ブリティッシュスーパーバイク選手権で重症を負ったブラッド(・ジョーンズ)に勝利を捧げること、そして何より自分自身に勝つことだった。昨日のレース1では僅かな差で勝利を逃してしまい、少しイライラすることもあったが、とてもポジティブな週末だった」
「しかし、感情的になると、かえって悪い結果になることは分かっていた。チャンピオンシップのランキング?今はまだ、そのことは考えたくない。すべてのレースで最善を尽くすだけだ。シーズンの終わりにその結果は出るだろう」
■Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(スーパーポールレース:優勝/レース2:2位)
「本当にうれしい! 僕にとってとてもいい週末になった。チームが素晴らしい仕事をしてくれて、みんなでほんとうによく頑張った。優勝2回、2位1回という結果なので悪くないよ! レース2ではサスペンションのセッティングを少し変更してみたけど、実際に走り出してみると、あまり感触が良くなかった。スコット(・レディング)についていきながら、同時にリヤタイヤをセーブしたかったけど、何周かするうちにリヤのチャターが出はじめてグリップも落ちてしまった」
「この時点で、たくさんのポイントを獲得するために2位キープに切り替えた。(ジョナサン・)レイにここまで近づけたのは初めてだし、ヤマハがコンストラクターズランキングのトップに立ってとてもうれしい。彼との戦いは僕にとって特別なもので、ときにはストレスを感じることもあるけど、これからもひとつひとつのレースに集中して勝利を狙っていきたい。決して簡単なことではないけど、次回、ナバラへの準備はできている。大好きなコースだよ!」
■Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ(スーパーポールレース:3位/レース2:3位)
「スーパーポールレースでは、限界までマシンを操りすべての可能性を引きだした。楽しいレースだったけど、ちょっとしたミスでトプラクの後ろになってしまった。レース2ではスーパーポールレースを除いて、SCXタイヤで何度も周回してこなかったので、より保守的なハードリヤタイヤを選択した。最初のリズムは大丈夫だったけど、ロカテッリの後ろで少し立ち往生し、彼をかわした後、スコットとトプラクとのギャップを埋めることができなかった」
「僕たちはまだチャンピオンシップの途中で、すでに起こっている紆余曲折はシーズン後半にも起きる可能性がある。トプラクとのポイント差は少ないけど、僕はトップにいる。誰と戦っているか、何と戦っているか分かっている。過去からの経験も豊富で良い位置にいるよ」